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20160728 Thu [長年日記]小説における描写 『小説における描写というのは、列車で移動していく時の車窓の風景みたいなものです。今日私は横浜から新幹線に乗って来ましたけれども、速いですね。今はあらゆるものが目的地に着くことを第一とする。何かを見るとか、味わうということが、はしょられる傾向にがありますね。若い人がケータイ小説を読みたがるのも、早く結論が知りたいからです。小説を読むことで自分も悲しい感情になりたいとか、ぱっと結論の方に行きたい。まどろっこしい描写は読みたくないわけです。』(富岡幸一郎「日本語の魅力、文学の面白さ」樹林2009年冬号) うんうん、何か本来の楽しみを置き忘れているなと。 とかなんとか言いながら「NO高速」と標榜していながら、ぴゃーっと高速で駆け抜けてしまっている今日このごろ。でもな、地方都市に行っても、バイパス沿いは、TSUTAYAやら、ユニクロだの、はたまたニトリだったりしてつまらないから、思わずそういうところはすっ飛ばしてしまってます。それでも行くところに行けば時間の流れが違うんだよなぁ。 |
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