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20090602 Tue [長年日記]五社英雄『鬼龍院花子の生涯』(1982)
あ、「なめたらあかんぜよ」って、これかぁ^_^; 20090604 Thu [長年日記]堀江慶『ベロニカは死ぬことにした』(2005)
DISCASのレビューに《見ていくにつれて、これは映画ではないぞ、としか思えず。小劇場の舞台。にしか見えてきません。おそらくは、その役者たちの演技にあると思います。》とあったけど、まさにその通りで、それも70年小劇場じゃなくて、21世紀型小劇場。いや、そのいまの小劇場の演劇を観てるのじゃないのだが(-。-;) 20090611 Thu [長年日記]ヤフオク出品無料キャンペーン。せっせこ出品。買うてください。 20090613 Sat [長年日記]EGO-WRAPPIN' タバコ
はじめてのプカプカ 煙にむせる
吐き捨てる つじつま合わせすすむ
shara run...
罠にはめる Fraze 強く香る TRACE
shara run...
罠にはめる Fraze 強く香る TRACE 吐いつくばれ 吐いつくばれ 20090614 Sun [長年日記]増村保造『曽根崎心中』
増村保造の『曽根崎心中』というより、梶芽衣子と宇崎竜童の『曽根崎心中』というほうが....実は、ボクもさっき初めて知った。増村保造が監督してたということ。どうも増村保造というのは若尾文子との『卍』とか『刺青』とかの印象で、ATGでつくってたのなんか知らんかった。勉強不足(^。^;) あら、wikiみたら『ザ・ガードマン』もやってたんだねぇ。 この世の名残、夜も名残。死にに行く身を譬うれば、あだしが原の道の霜、一足ずつに消えていく、夢の夢こそ哀れなれ。あれ数うれば暁の、七つの時が六つ鳴りて、残る一つが今生の、鐘の響きの聞き納め、寂滅為楽と響くなり。鐘ばかりかは草も木も、空も名残と見上ぐれば、雲心なき水の音、北斗は冴えて影映る、星の妹背の天の川。 映画の初めに「男も女もひとすじに恋と誇りに生きた時代」とテロップが入るのだけど、然り。 20090615 Mon [長年日記]『欲望の沼』とある女の人wとメールのやりとりしていて、「沼」という語から、ふと思いだす。 20090616 Tue [長年日記]北野武『アキレスと亀』
タケシの映画はそう好きなほうじゃなくて、あ、もう『ドール』から観てないな。この『アキレスと亀』はおもしろかったですよ。なんてったって、絵の具かついで、壁にチャリで激突するの、あのシーン最高におもろい、ゲラゲラ笑ってたのだけれど、終わってからDVDのおまけのメイキングみてたら、タケシもゲラゲラ笑ってんだね。そりゃ、やってたらおもろくてしゃないわな。その場の乗りで、本が変わってしまうらしくて、そいうところがボクはとても気に入った。 げらげら笑うたというと、風呂場のシーン。樋口可南子がタケシを風呂の湯の中に押し込むところね。 20090618 Thu [長年日記]市川崑『鍵』
まごれびゅから 拾ってきました
というようにこの谷崎の『鍵』は過去に5度映画化されてるんだけど、神代、木俣、T・プラスのは観ました。やっぱりこれは映画にしたらアカン!の代表だね。で、CinemaScapeでも3.5とボチボチのポイントを稼いではいるものの、なんかいいんだか、良くないんだかわからんコメントが並んでいる。さて 日記の「鍵」を、裏木戸の「鍵」に置き換え 原作に忠実である必要はないけれど、許される変更と許されない変更があるのですよ。この改変は絶対に許せません。この一点につきます。これじゃただの不倫話になってしまうだろ。カメラワークがどうこう、市川崑がどうこう、鴈治郎がいいとか、京マチ子は渋すぎるねとか、すべってぶちこわしてあまりある。もうボクとしては怒り狂ってます。 神代監督の『鍵』は、荒砂ゆきという女優(日活ロマンポルノ女優)でわり食ってるけれど、こうしてみると神代監督はは偉大ですよ。あ、決して荒砂ゆきがどうにもならんっていう意味じゃなくて、京マチ子という大看板を向こうにまわしたときに、ゑ?荒砂ゆき? 誰、それ?って この時点でハンディ背負ってるわけですが、そのくせ、観世栄夫とか、河原崎長一郎なんて、この時点でまだまだ青臭い仲代達矢よりずっといいしね。やっぱり神代辰巳と市川崑の立つ位置の差じゃないでしょか。
昔々に聞いたセックス描写、つまりもろ挿入を、汽車の連結器がガッチョンと結合する映像に換えて表現している。その話を聞いたのは中学生くらいのときだったか。へぇ〜っと思いながら、そんな表現をしている映画を観たことがなかった。はい、この市川崑の『鍵』ですよ。なんか意味、あんのか(-。-;) 唐突に汽車が出てきて、はい、二人はやりましたよ、などとしなくてもいいでしょ。奇をてらうというか、苦肉の策なのか、あそこでそのような暗喩は滑稽でしかないというのがわからんかなぁ。(同じようなことをコーエン兄弟がやってたんでしょか? コーエンはあまり好きじゃないので知りませんが)
モウコレ以上クダクダシク書クノハ止メル。接吻ニハ遂ニ逃ゲラレテシマツタ。口ト口ト合ハセナイデ、互ニ一センチホド離レテ、アーント口ヲ開ケサセテ、予ノ口ノ中ヘ唾液ヲ一滴ポタリト垂ラシ込ンデクレタゞケ。 20090619 Fri [長年日記]五社英雄『女殺油地獄』(1992)「女殺油地獄」なんて題名そのものは扇情的なんだけど、原作でのお吉って、そう色恋を感じさせるわけでもなく、だいたい与兵衛とお吉に、色恋の関係なんかなかったはず。実は72年だからもう35年も前かぁ、佐藤信の『女殺油地獄』やったんだよね。そのときにやっぱり原作知らんかったらまずいっしょってわけで読んだけど、近松のわりにって感じだったような。道行もないしね。たしか文楽でも観たはずだけど、忘れたw 「最近ガールズトークという言葉を耳にするとイラッとする」はい、よし棒とこから。 20090620 Sat [長年日記]芸能人ブログとケータイ小説にムダな改行が多い理由ふははは、またよし棒とこからのネタぱくり。
という趣旨の文章でした。ちなみにこの一文を書いたときに、自分が持っていた谷崎潤一郎選集の『卍』から、ページ2段の2ページにわたって改行がない部分をさがして画像を載せたのだった。中学生に『卍』はと、担当のおっさんは苦笑していたが(笑) 20090621 Sun [長年日記]アルテピアッツァ美唄きのうのことだけど、アルテピアッツァ美唄という美唄の廃校を彫刻家・安田侃が常設で展示していて、どうのこうの、今度、森山大道展がそこであるとか、山口→高田の経路で知らされる。「美唄市落合町栄町」とググルと、あらら、東明やん。ゑ?安田侃って、美唄東高、45年生まれってことは...で、何小学校やったん? わかれへぇん。 20090624 Wed [長年日記]フィリップ・ガレル『内なる傷痕』(71 仏)
これはかなりきついでしょ。よほどのNICOのファンでないと(^_^; まぁ難しく考えないで、NICOのMTVとでも思ってぼーっとみてたらいいんちゃうでしょか。もちろん、MTVの映像とは比べ物になりませんが... 五社英雄『北の螢』ついこないだは美唄の話で、きょうはその川向いの月形・樺戸集治監の話。北海道の開拓のために、囚人を樺戸監獄に集め強制労働させて造ったのが、行刑道路。その昔、行ったなぁ(  ̄- ̄)トオイメ 詳しくはこちら
きゅうはきゅうれんす さんしょならえ さあいほう にいかんさんいんぴんたい やめあんろ めんこんふほうて しいかんさん もえもんとわえ ぴいほう ぴいほう 青木正児著「支那文藝論藪」所収「本邦に伝えられたる支那の俗謡」によると、 20090625 Thu [長年日記]降旗康男『魔の刻』(1985)またしても岩下志麻ですけどね、岩下志麻だからって何でもいいってわけがなくて、これあたりはどうにもならない駄作中の駄作、ほとんど火曜サスペンスってところでしょう(-。-;) あ、原作の北泉優子ってテレビドラマの人か。それにしても田中陽三が脚本で原作をばっさりやっちゃってるというので期待したんだけど、どうにもねぇ、超つまんねぇ。母子相姦の話ですけどね、母親・岩下志麻と息子・坂上忍。あのですねぇ、母子相姦するような息子は母親を何と呼ぶのだろ。まさか「おふくろ」じゃないよなぁ。そのまさかの 「おふくろぉ〜〜っ」
の絶叫で締められたら、白けまくるでしょ。いや、マジ、何て呼ぶの、ふたりで抱きあってるとき? 「お、おふくろ、い、いきそ(-_-;)」ってか(爆汁) 20090626 Fri [長年日記]マイケル・ジャクソン朝、起きると、ボソっと「マイケル・ジャクソン死んだって」とキャサリン。あわてて、ネットで開いたら。Motchanも「マイケル・ジャクソンが呼吸停止だってよ! 」と書いている。ほんまかいなと、なかば信じられない。そしたら、CNNでいまやっているとの書き込みとか入ってきて、キャサリンはCNNにかじりつき。とりあえずBillie Jeanで追悼。 篠田正浩『無頼漢』
とくに岩下志麻ずいてるわけではなくて、まぁ流れというか、気分ですw で、この映画はべつに岩下志麻で引っ張ってるってわけじゃなくて、いちおう出てます程度(-_-;) 仲代、丹波、小沢昭一、渡辺文雄、米倉斉加年の、「無頼漢」の群像劇というところ。 20090630 Tue [長年日記]千葉県のこの謎の巨大な穴は一体何なのか?ミクシでうろついてたら発見(^.^;) いや、まさに何じゃこりは?モンでしょ。もう少しズームアウトしてみたら、なんとchiki麿の近くじゃないか。というと、すぐに行き着くところは
すると芋づる式に『ナイトメア ある夏の思い出』
とか、さらに、『つげ君の密かな楽しみ』 20数分でサイレントですが...
森崎東『時代屋の女房』長いこと職員室の机のひきだしにこの原作・村松友視『時代屋の女房』の文庫が入っていた。たしかブクオフで『夕陽炎々』だかを読んでみて、ちょっとはまってみて、やはりブクオフで買ってきたのだった。だけど、『夕陽炎々』を読み終わる頃に、小説より映画っぽいなという感が強くて、村松はもう読まなくていいや、というわけで、ほりこみっぱなし。辞めるときにその文庫はどっか行った(^.^;)
さて映画の方の『時代屋の女房』ですが、原作、読む必要ないやんね。たぶんそう変わらないだろう。原作に忠実ってわけではなくて、たぶん村松の書く物語そのものが映画っぽいんでしょ。そして、男の甘さ、いやになるくらいの男の女々しさが前面に出てくる。まさに男の身勝手とセンチメンタリズム |
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