DISCASのレビューに《見ていくにつれて、これは映画ではないぞ、としか思えず。小劇場の舞台。にしか見えてきません。おそらくは、その役者たちの演技にあると思います。》とあったけど、まさにその通りで、それも70年小劇場じゃなくて、21世紀型小劇場。いや、そのいまの小劇場の演劇を観てるのじゃないのだが(-。-;) 正直、期待外れもいいところで、この堀江慶ってどっちかっていうと演劇の畑のほうが合ってるんじゃないか。でもわざわざ観たいとは思わないけど。役者が若すぎるね。若いったって、真木よう子がこの映画のときで23歳、ところがきのう観た『鬼龍院花子の生涯』の夏目雅子が25歳、『五瓣の椿』の岩下志麻は23歳。どうよ、この20年からの間に女優は幼なくなったのか。まぁ真木よう子を責めるのは酷かもしれない。 やっぱり演出がね、結局、舞台から抜けきれない演出で、映画であるダイナミズムがまったく感じられない。照明ひとつにしたって、ほとんどワンパターン照明で途中で飽きる。セリフまわしも小劇場にありがちのガナリ一本やりでうんざり。デフォルメするならするで、もっと演出のやりようってもんがあるでしょう。