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うらまごまご日記まごっとmaggot

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20090301 Sun [長年日記]

若松孝二『完全なる飼育 赤い殺意』

どういうわけか、小島聖だったからか『完全なる飼育』はまったくみてなくて、いまの現時点でシリーズラストの若松のから見てる人(^.^;) ほかの見てないというか、これまでに5作もつくられてたというのもビックリ。それもDVDのおまけの予告編で知ったという、なんたるこっちゃ^_^;
正直、この若松のはおもろかったです。伊東美華が予想以上にいいのな。で、これっきりってのももったいないのですが


20090302 Mon [長年日記]

ミゼット

久しぶりに時間の余裕ってのがあって、ちょっと撮り歩いてみた。やっぱり歩かないとダメなのはわかっていながら、ついついチャリとかで走ってしまう。きょうも半分はチャリ撮り(^.^;) 後半はギャラリーにチャリをおいて、ミナミを1時間ばかり、ブロニカを手に持って歩いた。
あんまり以前のようにアホみたいに撮ってないなぁ。。。いいのか?
さてギャラリー近くまで戻ってきたときに、おじちゃんに「大将、ええカメラもってまんなぁ」と呼び止められて、しばし立ち話。「昔、撮ったのを、いまカラーコピーしてきた」と見せてくれたのが、上の写真。むちゃくちゃにいい。無駄を削ぎ落としたシンプルさがたまらない。妙なスケベ根性で撮ってたら、こんなのは撮れないでしょうって見本みたいなの。


20090303 Tue [長年日記]

女の子が


やっぱり女の人は自由でいい(^_^;

王家衛『マイ・ブルーベリー・ナイツ』

やっと見た^_^;
あぁ、ウォン・カーウァイにしたら、何かと話題になってるなぁと思ったら、ノラ・ジョーンズが主演してるのだ。ということを、DVD見始めてからわかった、というのもどうよ。
そのノラ・ジョーンズ、無難にというかね、立派に映画俳優をこなしてるじゃないの。フェイ・ウォンにしろ、そこらの見せ方がウォン・カーウァイの上手さか。
チェン・カイコーが『キリング・ミー・〜』で、ずっこけた、アメリカ映画に呑み込まれて、排水溝へむげに流されたという感が強いのだが、このウォンはしたたか、というか香港というクロスオーバー世界の監督だから、なんとかもちこたえたんじゃないでしょか。もっとも何度か出てくる高架鉄道にしても『天使の涙』の九龍鉄道?のように見えるのですが。
それにしても、かなりアメリカ映画っぽい。つまりこれまでのウォンからすれば、しゃべりすぎ。95分によくこれだけ濃密に詰め込めるなというくらいに喋りすぎて(村上春樹みたいw)、異様にわかりやすいの。それがアメリカ映画っぽい。もう少し、見てる側をつきはなしてくれてもいいんだけどな。あ、カメラがドイルじゃないね。ドイルのカメラがここんとこちょっと鼻についていたのだが、こうして見ると、ドイルの方がいい(^.^;)


20090304 Wed [長年日記]

ルイジ・コメンチーニ『ブーベの恋人』

ボクの世代なら、誰もがその主題歌は知っていて口ずさめるほど。が、ほとんど誰も見ていないw 当時、見てたのはもうちょっと上の世代か。そのわりにリバイバル上映などもあまりなくて、テレビなどでも放映されてなくて、 40年の月日を経てやっと見る。
を〜〜っと 思わずのけぞる。この当時の映画ってほんとしっかり作られてるのだなぁ。
イタリアがハリウッドだったころの映画、と言ってもいいか。いや、それはチネチッタに対して失礼だろうww


20090305 Thu [長年日記]

ヒチコック『逃走迷路』 - Saboteur (1942)

ラストのシーンが自由の女神。
それはすっかり『めまい』だと思いこんで見てたらそうでなかった。高所恐怖症だからてっきり。
さて、この『逃走迷路』、映画館の中のスクリーンの中での銃撃とか、名シーン満載
ところで、これってもうクラシックスになっていて、500円で手に入るのね。買いましょう。


20090306 Fri [長年日記]

小津安二郎『早春』(1956)


女はコワイです(-。-;) 淡島千景が蚊取り線香の煙の中で燃え上がる。。。
冗談言うてますが、小津安二郎が写真家だったら..... このモダニズムのかっこよさってなんなんでしょ


20090307 Sat [長年日記]

『アニー・リボヴィッツ レンズの向こうの人生』

アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 コレクターズ・エディション [DVD]
ジョンはこの写真を見ることがなかったのだと思うとちょいとうるっと来てしまう。


20090310 Tue [長年日記]

公開グループ展《冬景色》


先週の《女の子が》展の華やかさから一転、寒い冬に逆戻り(^_^;

つうか、昼はぬくかったから、ちょっと安心してたら、寒気がしてきて、そっからくしゃみ洟水の嵐。茶本さんが急きょ参加で、ボク自身後出しジャイケンやった(冬の景色でほとんど人ッ気がなかったので、思わずミニスカートのお姉ちゃんを出展)はずなのに、茶本さんのそのまた後出し。おかげで、ボクのは1枚押し出されてしまいました。《BLUE》展に回すからいいですw

心斎橋火事

頭上でバタバタバタとヘリコプターがうるさい。消防車も走って行った。心斎橋商店街(本町との間)で、火事らしく、煙がアーケードの中にこもって大変だったとか。


20090311 Wed [長年日記]

[cine] ダニエル・トンプソン『モンテーニュ通りのカフェ』

そうそういつも邪悪な映画ばかり見てるわけじゃなくて、ときにはこういうちょっとほんわか系も見るのです。
この映画の中で劇場支配人クローディ(ダニ)がウォークマンで聞いてるのが、たぶんGilbert BecaudのJe reviens te chercherらしい。このダニの役回りが最高です(^_^)


20090312 Thu [長年日記]

クロード・ミレール 『リリィ』

ぅ〜ん、いまいち(-_-;)
青臭く描いてんだろうけど、ジュリエット役のロバンソン・ステヴナンがどうもなぁ、なんか妙に見ていていらつく。落ち着かない。
チエホフの『かもめ』を下敷きにしてるというのだが、読んでない(-_-;) 知らん(-。-;) それはいかんととりあえず、wiki
う〜ん、なるほど、そいうことだったのか。でも、やっぱり。後半の何年後かになって、まとめにかかるのが、さらにどうもしっくりこなくて、結局、いまいち。いまに。いまさん...ってとこ。

ミシェル・ピコリがちょろっとだけの役で出てくるのだが、バルドーとの共演(ゴダールの『軽蔑』)の話がちょっと笑えた。


20090313 Fri [長年日記]

ダニエル・トンプソン『シェフと素顔と、おいしい時間』

ビノシュにジャン・レノだもん(^_^; なんかそれだけで反則っぽいw
とか言いながら、アラン・サルド製作ばっかり見てないか? 『モンテニュー通り〜』からの流れなんだけど。
あ、そうそうビノシュ、40越えて、ちょっとふけた感はいなめないが、かすかに見える乳首はピンクだし、後ろからだが、全裸です。

セドリック・クラピッシュ『スパニッシュ・アパートメント』

なんか、いいんじゃない(^_^) 「アメリカン・グラフィティ」ってのは好きになれないのだけど、あっ、そっか、アメリカはクルマでぱふぱふぱふ〜なのに、チャリ必死にこいてるのがいいのかもw
バルセロナ どこか見たことあるような旧市街がバンバン出てくるし、サクラダファミリアのあの空中の橋はやっぱりびびるw
あ、そうそう、みんなで歌うのが No Woman No Cry なのがいいです。


20090314 Sat [長年日記]

クシシュトフ・キエシロフスキー『アマチュア(カメラ・バフ)』

相変わらず、ちゃんと「クシシュトフ・キエシロフスキー」と表記できませが^_^;

重いです┗(;´Д‘)┛ が、それでもぐいと引き込まれる磁力があるというか、キエシロフスキーの磁場なんでしょ。その魅力
写真を撮るということの(この場合は映画ですが)根源を問いただされマッス


20090315 Sun [長年日記]

クロード・シャブロル『クリシーの静かな日々』

いくらヌーベルヴァーグの巨匠だからってねぇ、このヘンリー・ミラーは堪忍してほしいよ。ミラーとは似ても似つかぬアンドリュー・マッカーシー、まったく入っていけない。灰皿でも投げつけたくなる。


20090317 Tue [長年日記]

セドリック・クラピッシュ 『スナッチ・アウェイ』

『スパニッシュ・アパートメント』のセドリック・クラピッシュ
聖林ごときのたわごとやらがなくて軽快でよかったです。


20090318 Wed [長年日記]

セドリック・クラピッシュ 『ロシアン・ドールズ 』

すっかりクラピッシュにはまってますが(-.-;)
ロシアン・ドールズって、マトリョーシカのことじゃないですか。それならそうと、最初から「マトリョーシカ」というタイトルにしてくれたほうがわかりいいのに


20090320 Fri [長年日記]

和田勉『完全なる飼育』

まぁ、和田勉が監督ですから、脚本が新藤兼人ですから、主演が竹中直人ですから、あ、小島聖は和田の好みなんでしょか、艶めかしくない分、和田にぴったり「スポンジ脳」
あ、面白かったですよ、評判はイマイチよろしくないようですが、あんな今はもうさがせったってほとんど見つからない昭和30年代アパートに軟禁して飼育しようなんて、むちゃくちゃすぎるのがかえってよかった。そのアパートのメンツが笑える。遊びまくる役者たち、北村一輝、塚本晋也、泉谷しげる、沢木麻美、そして渡辺えり子! 和田勉はラスト近くで電話ボックスの中でカメオ出演

田坂具隆『五番町夕霧楼』

「五番町夕霧楼」って、水上勉の原作は読んどらんのに、話はなぜだか知っている。知っているから、五番町を歩きにも行った。もう5、6年前。誰や、「碁盤つくってんのか」とのたまう情けないおやじ。
話はしょります。金閣寺(鳳閣寺)がいきなり炎上するんだけど、この映画ではかなり唐突。原作ではどうなん? 「金閣炎上」のほうに譲ってるのか? そっちも読んでないからわからん。
佐久間良子ってどうよ? どうも、おにんぎょさんっぽいキャラがたって、ある意味、「五番町夕霧楼」では汚れ役であるに関わらず、ぴんと来ない。ほかの女優にくらべれば、抜けてこないのは顔立ち自体が清楚だからね。これならリメイクの松坂慶子のほうがはまるかもしらん。そっちも見てないのだが。
どっちゃにしろ、こんなもんかなぁ。


20090324 Tue [長年日記]

バイクおります


きょう、とうとうあのBAJAを持ってってもらいました。朝にキーを中川に持って行って、夜帰ってきたときにはもう持ってってくれたあとだった。ちょっとさびしい。自分にとって一つの時代が終わったなって気がする。

ありがとう、BAJA!!

サム・レオン『完全なる飼育 香港情夜』(2002)

シリーズ3作目で、このシリーズみるのも3本目。このシリーズ、もっとキワモノかと想像してたけれど意外とまともです。


20090325 Wed [長年日記]

ロマン・ポランスキー『赤い航路』(1992 仏,英)

ポランスキーらしいねっちこいいやらしさ満載。嫁のエマニュエル・セニエをこれだけいやらしく描けるのってほかにおらんでしょ。これが彼らの現実に性生活なのかと勘ぐってみたくもなる(-。-;)
『ナインスゲート』やら『戦場のピアニスト』 なんかつくってないで、これがポランスキーの本筋だと思うのだがねぇ。
原題が『BITTER MOON(英)/LUNES DE FIEL(仏)』、それがどこでどうなのか『赤い航路』なんだかなぁ

ブリュノ・シッシュ 『バルニーのちょっとした心配事』(2000 仏)

フランス映画ならではの軽妙なコメディー。変に神妙にならなくてよろしい。45歳の誕生日のプレゼントに届いたヴェニス行きの切符が3枚。という絶対にあり得ないシチュエーションが逆におもしろくて好き。

 →[amazon] バルニーのちょっとした心配事 [DVD]


20090327 Fri [長年日記]

ビガス・ルナ『ゴールデン・ボールズ』 (1993 スペイン)

ビガス・ルナってのはそうそうキワモノってわけでもないのですが
原題「Huevos de Oro」って『ゴールデン・ボールズ』 ちゃうよねぇ(-.-;) 「金の卵」ってことでしょ、でもキャンタマかゐと思ってもいたしかたないw だって、「オレは許可なしで固く立たせるのだ」ってわめき散らしてるのだから。あ、でも、蟻をお股に這わせてみたりで、やっぱりキワモノですかね。ズボンの上からだけどしごいて見せるし。ラテンのあっけらかんさにちょっともってかれます。


20090328 Sat [長年日記]

フランソワ・トリュフォー『恋愛日記』(1977 仏)

原題『L'HOMME QUI AIMAIT LES FEMMES』、英語タイトルが『THE MAN WHO LOVED WOMEN』 仏語はようわかっとらんが、ほぼ英語タイトルは直訳かと、つまり女(複数)を愛した男(おっさん)。『恋愛日記』というのはどうもしっくりこないけど、ベルトラン(シャルル・デネ)が著した『女たらし』を出版するのに『恋愛日記』ってんだから、まぁいいか。
女遍歴を自ら小説化し、めでたく出版にこぎつけたとたん、あっけなく事故で逝ってしまった脚フェチ=ベルトランのコメディ。いかにもフランス映画のコメディで、好きです。


20090330 Mon [長年日記]

暗室準備中

この月曜も暗室準備のためヨドバシへ。するとバッタリ熊さんに遭遇。死んだふりしておきました。というわけで、これでほぼいつでも焼ける状態に^_^;
で、キャノンに、今月中は無償CCDのクリーニングの出来上がりを待つ間、ポカポカといい天気もあって、福島あたりにチャリで足を伸ばして写真。あ、現像液やら持って歩けませんよ。でもチャリ止めると前かごがふらつく。

さてギャラリーに戻って、きょうのローライさっそく現像、と、冷蔵庫に未現像の120が1本。あ、これもやっちゃえとさらの現像液で....がぁ〜〜〜ん、いきなりWクロス現像、ばか(メ´ω`) どっと疲れる

野村芳太郎『事件』(1978)

裁判長:佐分利信、検事:芦田伸介、弁護士:丹波哲郎、って、これだけですごくない?(^。^;) そこへ証人が、渡瀬恒彦、西村晃、森繁久彌ってね、この映画一本作るのに、ギャラなんぼかかってんねんてぐらい。はい、殺されたのが松坂慶子、被告は永島敏行、共犯でない共犯が大竹しのぶ。
いや、やっぱり役者がすごけりゃ、スタッフもすごい。原作:大岡昇平、脚本:新藤兼人だもん。これって、松竹、東映などのかつての日本映画、最後の狂い咲きって映画でしょうか。


20090331 Tue [長年日記]

「トリコロール/ブルー」

キェシロフスキーの映画じゃなくて、青いのばっかり集めた写真展。もっとも4/4土曜の夜には見ますが...

天然娘たちが「トリコロールって何?」って、意外といまn若い子たちは「トリコロール」って知らんのですね。英語で言うと「トゥリー・カラー」三食、をっと、三色です。そのトリコロール いちおう仏語ですから。だいたいフランスの国旗は「トリコロール」って言うでしょ。じゃ、イタリアは?ドイツは?^_^; あ、青ってのは英語では「blue」なのに仏語で「bleu」なんだね。じゃぁ 表の看板用もbleuにすべきだったか(-。-;)


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