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うらまごまご日記まごっとmaggot

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20091001 Thu [長年日記]

奥田瑛二『るにん』

 ずばり、長過ぎっ! 最低、30分は縮められるでしょ。ラストの立ち回りや、引き回しなんていらない、いらない。西島が飛び出してったとこで、凍らせてしまえば済むわけで、もういいですってくらい、しつこい^_^; 奥田瑛二の監督ってのはこんなに粘着質なのかね。そのラストだけでなくても、かなりのパートでしつこいし、どうにもならない「闇」にしてしまいたかったのかなぁ。群像のうち誰一人としてハッピーに終わらない。それはそれでありでしょうけど、後味悪いよなぁ。

 それはそれとして、松坂慶子も老けたなぁって、この役作りのために減量したとか、その分もあるんでしょうけど、あ、ボクよりひとつ下ですか^_^; そりゃ、老けたとってボクにくらべりゃ、ははぁ〜〜_(._.)_ いや、50越えての、まぁおっぱいの形がくずれてるとか、それよりも脱げる!ってのに頭が下ります。シャーロット・ランプリングも『スイミング・プール』では脱いでたし、はい、松坂慶子だけで最後まで見ることができました。ラストは着物の上からだけれど亀甲縛りだし^_^;をいをい

あ、鷹さん、お久しぶりです(^_^) てか、数日前に『荒野のダッチワイフ』で20代の鷹さん見たとこだけどw 相変わらずのくさい演技で、伊藤麻里也の股間に顔を埋めて、くっそ〜〜^_^; 頭なぐられて海に沈むとこなんかまさに鷹まるだしでした。まぁ端役ですが、鷹さんの元気なくさい芝居をみると、ほんとうれしくなります、はい。


20091002 Fri [長年日記]

相米慎二『風花』(2001)

 をおとー、これ相米慎二の遺作かよぉ〜、マジ(-。-;) いや、相米慎二っての『ラブホテル』はむちゃ好きで、何回観たかなぁ、つい2月ほど前にも観てたし。で、ふつうそういう好きな映画があると、同じ監督のもういいちょ、もういっちょと観るんだけど、どういうわけか、ぷっつり。これって、もう8年も前の映画なのかと思えるくらい、相米慎二って亡くなったよなぁ、で、これいつの?と観ながら思ってた。うはぁ〜、2001年当時、あれだけまごれびゅ書いててきれいに抜け落ちてるの申し訳ない_(._.)_

はい、前置きが長くなったけど、これ、話としたらベタだけど、むっちゃいいです。ボクってだいたいロードムービー好きだから^_^; まずは小泉今日子ね、この映画時点で36歳か、「ヤマトナデシコ七変化」(84)当時のイメージがボクにとっては強いから、ずいぶん老けたなぁって、老けたといっても、いい老けかたしてるよなぁって、だから、相米慎二の監督でありながら、つい2,3年前の映画の気がしてた。それ以上に浅野忠信がいい。すっかり長髪ボサボサ、なかば無精ヒゲというどちらかというと精悍なイメージが焼き付いてるから、この情けな男、いいじゃない、いいじゃないと観てた。
 DVDのおまけのメイキングとか見てたら、浅野が小学校のとき、KYON2はもう「なんてたってアイドル」で、ライブ観に行ったことがあるとか、まさか映画で共演するなんてのは信じられないというくらい。その原体験的な格の差のせいかもしれない。ほかの浅野忠信と比較すると、を〜、こうにもなれるんだと見えるのは。 そうそう、そのメイキングでも相米監督、だいぶタバコ吸うてるよ。肺ガン53歳。

 とにかくおすすめ。恋愛関係にはならないラブストーリーです。


20091003 Sat [長年日記]

望月六郎『JOHNEN 定の愛』

半月ほど前に、ちらっと30分ほど見て、大外れとほぉり出した。きょうは急きょ独身ゆえスケベ心で続きを見たけど、見るに耐えない。杉本彩もきわどいことばっかりやるんだったらいっそAVやっちゃえばいいのにというシロモノ。時間の無駄もいいとこ。

西山洋市『完全なる飼育 愛の40日』

 『完全なる飼育』シリーズの2作目。『JOHNEN』ほどではないにしろ、これもつまらない。期待してなかったけど。深海理絵はヘタだしなぁ、まぁ、これはずぶの新人だから仕方ないにしても、演出でなんとかしなきゃ。本もつまらない。
 これでシリーズ6作のうち、5作も見てしまって(-。-;) あとは5作目の北村一輝と荻野目慶子だけ。おもしろかったのは、和田勉の1作目と、若松の6作目。2,4は時間の無駄。


20091004 Sun [長年日記]

遠藤賢司『満足できるかな』

 何日か前に、家に帰ったらキャサリンがYouTubeで、遠藤賢司を引っぱり出している。それは何故かと尋ねたら、ベンベン(合いの手よろしく)、『20世紀少年』だってさ。もうミーハーなんだから。そういや、遠藤賢司に、あなたもミーハー、わたしもミーハーってのがあったな。
 その遠藤賢司、いくつになってもかっこいい奴はいるもので、何年のライブのあろう?ずいぶん歳とってからの「満足できるかな」のかっこいいこと。でも「寝図美よこれが太平洋だ」はYouTubeになかった。実は『満足できるかな』のCD持ってたのに、紙ジャケね、ヤフオクで売ってしまったよ。売らなきゃよかったな。しっかりmp3には落としておいたので、キャサリンに持って帰ってきてやった。
 そしたら、きょう夜中になって帰ってきたら、玄関のドア越しに遠藤賢司が聞こえてくる。いやぁ、いいなぁ、やっぱり遠藤賢司は。おぼろげに一度だけ見たライブ、確か「夜汽車のブルース」演ってたかな。なんかほかにも出てたはずなんだけど、思い出せない。高校生の時のこと。
そういえば、はじめてキャサリンと二人で旅行したときに、鳥取の駅で遠藤賢司にばったり会ったのだった。キャサリンはそのときかぶってた白い帽子にサインしてもらったんじゃないか。もう40年近く前のこと。

ミクシにて

 また日曜は夜中すぎまで、ふぅ〜〜っ。帰りにスー玉で50円引きにつられて、ついおかずを買ったのでh,夜中なのに腹いっぱい。こんあんでは寝れません^_^;
 さて、最近、端的にいえばアプリやらボイスやらができてから、あんまりあっちには書く気になれなくて、何なんでしょね。放置しておけばいいのだけれど、ついねw ボヤキたくもなりますって^_^; こっちに引用

最近、ミクシの日記の更新頻度がガタ落ちして、みなさまにご迷惑(マイミクの最新日記に度々現れること)おかけしていませんが、いかがお過ごしでしょうか。
ここに出てこない分、あっちのほうでせっせと書きつづけてますので、あっちのほうで見てください。あっちとは、あっちです(^_^;

それとミクシボイスの正しい使い方を発見しました。「自分のボイス」を見ることでメモにできますね。でも早く、日記と同じようにこいつとこいつのボイスは表示しないという設定を希望してやみません。うざいんだもん。誰のボイスがうざいかはきょう某女の子と話してましたが、かなりのラインで一致していました(微笑)

さて、じっくり写真、撮らなね。

 と、書いたところコメント多し。で、そのレスとしてさらに

ミクシの最初の頃、ミクシって何?って聞かれた時、「新型の出会い系」とよく答えてた。確かに、学校の職員室のPCからミクシにアクセスすると、「出会い系」を理由にブロックされてた。しかり。

最近、ミクシではとみに「出会い」が目に付く。ミクシにとっては、人間集めることによって利潤を得ているんだから、それは当然のことだろう。なんでもボイスやアプリは没交渉になっているマイミクをまた近づける狙いがあると聞いた。しかり。

この夏にあるところに一文を書いた。つまり、(森山大道の言う)「擦過」と「出会い」は似て非なるものだと思う。しかし「出会い」ということばにはうさんくさくて好きになれないと。なんかそんなことを書いた。

(ボイスに何度あがってきても気にならないのもいれば、ウザイのもいる)
気にならない相手−それはつまり「擦過」してしまう相手なのだが、気にはならなくとも、何らかの傷痕を残していく場合もある。それが「擦過傷」なんだと考える。

「傷」がイヤなくせに、人恋しいのって何だろう。


20091005 Mon [長年日記]

「B0」展@nano gallery

 ぷらぷらと昼過ぎに家を出て、ふっとnano galleryに立寄る。6人がB0の大きさ(ああいういわゆる美術の場合、号数でいうんじゃないの?)の作品を展示。ギャラリーの窓を遮蔽して少し暗めの中にポツンとひとり作家の人が座っていた。はじめてっきり彼の個展かと思ってしまって、一人でよくこんなにもテイストのちがうのを6点も創れるなんて、どんな頭の中やと思ったよ。

ジミー・ケッツ「Brightside」展@ベルギー・フランドル交流センター

 この色使いは日本人になかなかできないなぁ。がっつり原色。これまでのフランドルセンターの展示はやや重い目の展示が多かったけど、見た目にキッチュで一見楽しげに見える。だけど、ウェブ・ページの案内にも「鮮やかな色彩を用いながらも、飲食店で孤独な表情を見せる人や、閉店したカジノの寂れた跡地などを撮っている。」とあるように、鮮やかであるためにその寂しさがくっきり出てくる。なんかカラー撮りたくなってくる。
フランドルセンターの展示は毎回目を離せないです。10/24まで

そして(-.-;)

 今週も完全オフにしてやろうと目論んでいたのだが、ドタキャンやら、トラブルのおかげで、穴埋めのためギャラリーへ。まつうらさんが平岡珈琲店に展示しているというので、歩いて撮りながら行くつもりが、へたれてしまう。天気も今にも降り出しそうだったのでますます気分は↓。ヨドバシにも行けず。

操上和美『ゼラチンシルバーLOVE』

 操上和美って商業写真のトップっていうイメージが強くて、写真作家というところではあまり語られない。そんな線引きなんか関係ないのにね。
 はい、というわけで、この『ゼラチンシルバーLOVE』 操上和美の動く写真集、イメージフィルムとでも言ったほうがいいかもしれない。とは言っても、ストーリーにしてもしっかりしていて、日ごろ写真を見慣れていなくても楽しめる。それとセリフが極端に少ない。しかも聞き取りづらい。それでももっていけるのは操上和美の絵づくりの巧さか。
 ところで操上和美の写真じゃありえないコマがちらっと見えるのが動画なの面白さかもしれない。それはね、宮沢りえがゆで玉子(エッグマンかよw)を食べるのが大きく映し出されるのだが、そのときに一度宮沢りえの口の中で噛み砕かれた白身の細片が口元についてるのが見れますよ。あと半熟の黄身がとろっと流れ出すのが気になってw あ、宮沢りえもだいぶふけたね。『Santa Fe』からも20年近いし、でもいい被写体だ。永瀬正敏のライカの巻き上げの動きが気になるったら気になるんだけど、操上和美自身がだいぶそこらの指導はしてるんだろね、それらしかった。『JONEN』での中山一也のカメラの扱いは最悪だったけど(あ、どうでもいいか、あんな映画)
 ちょっと落ち込んでるところに、また自分も撮って歩かなきゃと。

 操上和美自身が、自分の写真のベースになったという一枚。


20091006 Tue [長年日記]

ああ、大ボケ

 一部のあのひとや、あの人や、あの人に「きょうは実は3周年だ」などと口走ってしまった。夜遅くに帰りがけに、オープンしたのが土曜日だから、日、月、火と3年経ったら、曜日がずれて、ん?うるう年をはさんでるから、水曜日ちゃうのかと頭の中で暗算してた。家に帰って調べてみると、あしたやん、あした10/7やん。あ〜、ボケてるなぁ、昭和町の1年ちょっとは助走みたいなもんだし、まぁ、そんなもんなのです。

セドリック・クラピッシュ『PARIS』

 ロマン・デュリスとジュリエット・ビノシュを軸とした、クラピッシュお得意の群像劇。なんだか、いっぱい人が出てきて、それぞれが直接の関わりがあるわけでないので、それぞれの話を同時進行で追いかけていかないといけないので、しんどいっちゃしんどい。どこが本線なのか見極めるのも大変。いきなりカメルーン?に話が飛んだりしてしまう。そんなのをどうなったんだと追っかけてたら、わけわからなくなります。もうちっと絞り込んで深く掘り下げてくれればいいのにとも思えるのだけれど、それでもロマン・デュリスとビノシュの話だけだと重くてなんかとてもベタになってしまう。そんなのをかわしてしまう巧さがクラピッシュにはあるんでしょ。しょせんは、ある人が他の人の生活やら考えやらに注目したところで、見えてない部分が多いわけで、それでもそれなりに関わりをもっていく、それが人生なんだと。だからこそ面白いんでしょ。女子学生(メラニー・ロラン)にいれこむ教授のファブリス・ルキー二がいいねぇ。2時間チョイのチョイ長い目の映画に関わらず、退屈しないで見てられて、それでほんのりと余韻を残してしまう、いい映画です。


20091008 Thu [長年日記]

台風一過

 ひさしぶりの、何でもこの規模の台風が来るのは10年ぶりだとか。コースは伊勢湾台風とほぼ似通ってるのか、夜中に紀伊半島をかすめて知多半島に上陸。朝方寝ぼけて起き、窓から木が大きく揺れるのをぼぉーっと見る。
 昼前にはもう台風の影響もほとんどなくなって、いつも通りに自転車でギャラリーへ。うは、看板しまい忘れてるじゃないの。台風の中、倒れることもなく飛ばされることもなく、ふつうに立っていた。それにしてもボケてるなぁ(-.-;) きのうも台風で地下鉄で帰ったのだが、はっと気がつけば、玉出で乗り過ごしてしまって北加賀屋まで。ほんとボケてる。
 開けてすぐに宮本さんの作品が到着。夜にキモグロも2点追加。やっとのことで《女の子》展も何とか形になる。

ドードー15号

dodo15
 ドードー14号に続いて、15号でもボクの写真を表紙に使ってもらった。そのドードー15号ができ上がって来てるので取りに来てという高田さんからの電話で起こされる。
 ところで、『詩写真(仮)』はもう到着してもいいのに、まだ来ない。追跡で調べたら、予定通り9/28にでき上がって、シアトルから発送され、10/2には関空に到着。税関も通過しているのに、な、なんと、一度配送のトラックに積まれたのち、incorrect addressとなって、舞い戻っている。なんてこった(-.-;) 前2回はすっと着いたというのに、あれこれ調べたのだが、どこに問い合わせたらいいのやらわからない。「日本の配送会社を知らせてくれ」と、発送したというメールにレスで送ったら、そのアドレスがnoreply@となっていて届いた様子がない。ちがうアドレスに送っても、failure noticeで戻ってくる。あらら、しゃーない、もうちょっと待ってみるか。

ゼンリツセンガン

 ミクシのニュースでアラーキーが「ゼンリツセンガン」だというのを知る。「入院中も白衣の天使を激写」ってね、アラーキーらしい。10月に出版された写真集が「ゼンリツセンガン」だというのも。
 オレも気ぃつけないと(^.^;) チャリ乗って股間を圧迫するのヤバいんだけどなぁ。もう10年以上も前になるけど、秋のバイクツーリングのあと、尿道炎やらかした前科があるし、医者からは前立腺よろしくないよと言われてるし。 まぁオレも逝くときゃ、そのあたりじゃないかという予感がする。
このニュースのアラーキーの写真、首筋のあたりの老いが気になるね

マーティン・スコセッシ『ニューヨーク・ストーリー』

  あら、これスコセッシだけじゃなくて、フランシス・フォード・コッポラ、ウディ・アレンのオムニバスだったんだ。てっきりスコセッシがウディ・アレンを使って撮ったんだと思ってた。道理で2本目、3本目はスコセッシらしくないわけだ。つ〜か、オムニバスだと知らないで見始めたんだから。

 いちおう、ニューヨークのいい気なアーティストの話。2本目がニューヨークの大富豪。で、3本目はウディ・アレンだから、『ニューヨーク・ストーリー』なんだろうけど、?が3つくらい付くか。気軽に観てる分には当たり障りがなくてよろし。3本目はちょっとオカンみたいだったww

ジェームズ・アイヴォリー『眺めのいい部屋』

  ずいぶん以前にまごれびゅにも書いたの、いま読み返してみて、やっぱりわざわざリッピングしてまで観ることもなかったなと。凡庸ですね。ただこの間にフィレンツェに実際に行ったから、どんなもんでしょって思ったの。振りチンシーンも今度はばっちり。でもそれで?ってところ。ま、ボカシ入ってるというのも変だけど、わざわざ映し出してくれなくてもいいし、かと言って、映らないように撮るというのも変だしってところ。ま、ボーっと観る分にはいい映画かもしれない。


20091009 Fri [長年日記]

ウディ・アレン『マンハッタン』

 別にニューヨークづいてるわけではないけど、『ニューヨーク・ストーリー』に続いて『マンハッタン』

 昔はウディ・アレンはよく観たんだけどなぁ、いつからか観なくなったなぁ。で、観ていて気がついたんだけど、ウディ・アレンって村上春樹に似てないか? セリフの多さに、目が字幕に行ってしまって映像を見落とすこと頻繁。これはウディ・アレンのせいではないけど、とにかくよくしゃべる。うるさい。同じように春樹の文章も冗長。ウザイ。それとか、この二人、よく簡単にメイク・ラブできるもんだと呆れる。初めて、村上春樹の顔写真見たときに、よくあんな小説が書けるなと思った。ウディ・アレンとダイアン・キートンやミア・ファローというのは今でも信じられない。思うに、この二人、きっとナルシストなんでしょね。ナルシストが悪いってわけじゃないけど、ボクもかなりのナルシストなんだが、それにしてもなぁ。
 『マンハッタン』自体はいい映画だなあと思ったし、いま見ても思うんだけど、昔に観たときほど楽しめなかったのは事実。


伝説のボブ・ディラン《ニューポートフォークフェスティバル》

伝説と化した'65年のニューポートのライブ。このとき、初めて、フォークギターからエレキのバンド編成になって、ブーイングと怒号のなかで...というやつ。
 WOWOWでやってたのを、もうだいぶ前に完治がDVDに焼いてくれてプレゼントしてくれた。ところがギャラリーのMacでは見れなくて、やっとのことで家に持ち帰って、家のDVDに入れたら見れた。完治、Thanks ☆☆** v(o^▽^o)v**☆☆ Thanks
 で、このニューポートは上にも書いたように、ディランのフォークからロックへの転換点で、このとき賛否両論というか、ロックへの転向は受け入れられなくて、ブーイングで、"Maggie's Farm"と"Like a Roling Stone"の2曲で打ち切られ、再びフォークギターに持ち変えて、"Mr.Tamblingman"、そして訣別ともいえる"It's All Over Now, Baby Blue"を歌った。そのディランの目には涙が....そして聴衆に"You're Liar"と叫んだと。これが伝説ね。
 この話を40年近く前に読んだ。ボクがディランに猛烈に入れ込んでたのは、もうすでにロックに移ってしまってからだったし、当時、ビートルズやストーンズなどはけっこうリアルタイムで入ってきてた。と言っても、ビートルズでさえデビューから1年近く遅れて伝わってきたかな。が、ディランはけっこう遅れたなぁ。直にというよりP.P.M.経由やジョーンバエズ経由で、かのフォークゲリラの時代になって、ようやっとディランにたどり着けたってところ。それで、ニューポートの伝説は本の上でしか知ることができなくて、こんな映像があったとはね。この映像とて、権利関係から、このニューポートから10年以上経ってやっと日の目を見たという。だから伝説を知って40年近くの時間を経てやっと見たってわけ。でも今年の7/1にYouTubeでこの映像を見つけてここにアップしてるよなぁ。とは言うものの通しでみたのは初めて
 その伝説の「ディランの目には涙が」だけど、左目の目尻から一筋。ぅ〜ん、汗かもしれない。それと「You're Liar」は聞き取れなかった。てか、フォークに持ち変えて再登場の時は、客席に「Eのハーモニカ、誰かもってないか」と、そう険悪でもなかった。たしかに"Maggie's Farm"のあとのブーイングはきつかったし、ディラン自身もこりゃヤバいかなって程度で、つまり伝説は伝説ってことで、リバコブらが創り出しただけなのかも。
はい、気前よくその伝説の4曲どうぞ(^_^) マイク・ブルームフィールドが入ってますね。じゃ、オルガンはアル・クーパー?

※ いま調べてたら「Liar!」は66年のロイヤル・アルバート・ホールのライブでのこと。





20091010 Sat [長年日記]

詩写真(仮)

詩写真(仮)  poem-photo (temp)

詩・高田文月、写真・大木一範によるコラボレーション詩写真(仮)展は、今年5月、gallery maggotにて開催されました。その展示から一冊の「詩写真集」ができあがりました。詩と写真の不思議な融合をお楽しみください。
一部、展示から差し替えられたものや新しく追加されたものもあります。 3,500円

また刊行を記念して、もう一度展示を行います。ご来場、お待ちしております。
2009.11.10(火)〜11.15(日) 12:00-20:00 [最終日は18:00まで]
大阪市西区新町1-8-24 四ツ橋プラザビル7F 06-6940-7257  gallery maggot

 大阪に着いてから、incorrect addressとかで運送会社に滞留してたのが無事到着。
 早速、開封。ちょっとどきどき。テストプリントでちょっと拙いなと思った文字と写真のバランスも、フォントサイズや太さを変えてやり直しただけあって、きれいに仕上がっていてOK(^_^) あとRGBとグレースケールが混在していて、RGBではシアンに色転びしていたのもグレースケールにして正解。一ページだけ、何度も入れ替えたりしてるうちに文字位置が微妙にずれてしまってんの(^_^; これはボクのミスですね。あと墨(CMYKのK)が印刷では乗り過ぎなのか、ロットの違いなんだろうな、一部で文字が読みにくくなったり、黒つぶれしてしまってる。それも印刷の価格からすると文句は言えない範囲。とまだ少しは不満も残るけれど、とにかく出来上がり。自分自身の写真集としては、最初(で最後か?w)のものだけにうれしい。買ってください!

 夜に高田さんに配達。祝杯はあげてませんねw 祝杯は11月の展示の時にとっておきましょう。二人してビンボーだしw はい、そこのあなた買ってくださいよ!!

 ここでスライドショーで一通り見れるようにしています。


20091011 Sun [長年日記]

秋刀魚の歌

あはれ
秋風よ
情あらば伝へてよ
――男ありて
今日の夕餉に ひとり
さんまを食ひて
思ひにふける と。

さんま、さんま
そが上に青き蜜柑の酸をしたたらせて
さんまを食ふはその男がふる里のならひなり。
そのならひをあやしみなつかしみて女は
いくたびか青き蜜柑をもぎて夕餉にむかひけむ。
あはれ、人に捨てられんとする人妻と
妻にそむかれたる男と食卓にむかへば、
愛うすき父を持ちし女の児は
小さき箸をあやつりなやみつつ
父ならぬ男にさんまの腸をくれむと言ふにあらずや。

あはれ
秋風よ
汝こそは見つらめ
世のつねならぬかの団欒を。
いかに
秋風よ
いとせめて
証せよ かの一ときの団欒ゆめに非ずと。

あはれ
秋風よ
情あらば伝へてよ、
夫を失はざりし妻と
父を失はざりし幼児とに伝へてよ
――男ありて
今日の夕餉に ひとり
さんまを食ひて
涙をながす と。

さんま、さんま、 さんま苦いか塩つぱいか。
そが上に熱き涙をしたたらせて
さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。
あはれ
げにそは問はまほしくをかし。

 はい、今晩の夕食はさんまでした。「さんま苦いか塩つぱいか」と言ひつつ、さんまを食らひ、まだ若い頃はこの「苦いか」という意味をしらなかったなぁとしみじみ腹のまわりの苦みを味わう。
 ところでこの「秋刀魚の歌」は谷崎の妻・千代への想いを歌ったという。「さんま苦いか塩つぱいか。」だけしかの無知から、またひとつ、秋刀魚食らふときの思いが増えた。

庄野潤三

その秋刀魚を食べながら、キャサリンが佐藤春夫は住中だというので、そうか、そんなはずないと答えると、じゃぁ、伊藤左千夫。それ伊東静雄のまちがだろう。で、すぐにwikiで調べたら、庄野潤三は伊東静雄に教わっていた。そういや、庄野潤三の5期下のボクの父も伊東静雄に習ったと話していた。当時、「乞食」というあだ名だったとずっと昔に聞いた。それで、wikiで庄野潤三をみると、なんとついこないだの9月21日に老衰で亡くなっている(合掌)
 庄野潤三といっても『プールサイド小景』しか読んだことないし、あんまりおもしろいと思わなかったので、それっきりなのだが、兄の庄野英二の家がずっと万代池の近くにあった(今もまだある)せいで、知らないのだがちょっと親しみを感じていた。まぁ、ただそれだけですが。

小津安二郎『秋刀魚の味』(1962)

 秋刀魚に調子にのって、小津安二郎の『秋刀魚の味』ですね。男優では、笠智衆、佐田啓二、三上真一郎、東野英治郎、中村伸郎、北竜二。女優では岩下志麻、岡田茉莉子、杉村春子、岸田今日子と凄いメンツ。岩下志麻と岡田茉莉子が共演してるって他にあった? いや、今じゃ信じられないくらいのキャストで、それでいて全く無駄がない。完璧というべきか。文句つけるとすると、料亭での飲み食いシーンが多いかってくらい。小津の映画にはどっちかというと珍しいギャグもいっぱいあって面白い。料亭シーンの笠智衆、中村伸郎、北竜二の3人がいいのだなぁ。「あのクスリ」いまでいうバイアグラか、当時もそんなのあったのか。それとか騙し合いとか。それがギャグに留まらないで、きっちり本線に組み込まれてくのがすごい。先月観た『彼岸花』もそうだけど、娘(岩下志麻)の結婚式シーンはすっとばす。が、岩下志麻の嫁入り姿はきっちり映す。この嫁入り姿はまさに花嫁人形ですよ。が、相手の男も一度も現れない。徹底的に無駄を省く。その省略形がもう完璧なのだからどうしようもない。
 それと小津の映画でいつも出てくる、映画の中の静止画。市営住宅だったり、お化け煙突だったり、オフィスの窓だったり、前に『早春』でも書いたけど、小津が写真家だったら、すごいモダニズムの写真家だったろうなと思う。その静止画をつないで、ドラマの情景を表現して行く。これは写真というジャンルから絶対チェックすべきだなと思う。


20091012 Mon [長年日記]

ヴィム・ヴェンダース『都会のアリス』(1973)

ロード・ムービー三部作の第一作。やっぱりヴィム・ヴェンはロードムービー撮らせたらピカイチ。『パリ・テキサス』より断然こっちのほうがいい。
 ニューヨーク、アムステルダム、ドイツと、アリスを押し付けられたフィリップ(リュディガー・フォーグラー)が転々としていく。ここに映し出される町々がまさにロードムービーそのもので、観ていてテレビを写真に撮りたくなる。映画の中でフィリップがポラロイドで撮る写真もみもの。
第2作の『まわり道』がDISCASにないのよなぁ。

久しぶりに

 まずはライムライトで『さよならペンタックス』展をみて、天気がいいので、兒嶌さんとはちょっとしゃべっただけで出撃。ギャラリーにチャリを置いて、梅田まで歩いて往復。彩珈楼に寄ったり、ヨドバシでTRI-X買ったりしながら、歩いて写真。やっぱり写真は歩かないと。でも最近ほんと歩いてないから疲れた。脚、痛い(^_^;
Denに寄って、出展の作家さんとしばらくしゃべる。すると、なんと、半年前にボヤいていたギャラリーのすぐ近くのカレー屋のオーナーだったりして、あははは。   


20091013 Tue [長年日記]

ノーマン・ジュイソン『ザ・ハリケーン』

 久しぶりにハリウッド(^.^;) "ハリケーン"のことは、もう30年も前にディランの"DESIRE"(映画の中でも使われていた)の中で知っていたけれど、その後、どうなったのかよくわかってなかった。この映画は、かなり史実に基づいているようで、その史実であることが、かなり吸引力をもつことになったんじゃないか。
 1964年に公民権法が制定されて、白人たちの焦燥とでもいうべき中で、66年にこのルービン・カーター冤罪事件が起こったというわけだ。ちなみにキング牧師暗殺は68年。ルービン・カーター事件について詳しくはwikiでどうぞ。


20091014 Wed [長年日記]

是枝裕和『幻の光』(1995)

 これも観たことあるし、まごれびゅにもすでに書いている。決して、おもしろい映画でもなければ、はっきり言うとしんきくさい映画。だけどなぜか好きだな。今回ももう一度観てみて、やっぱり好きだな。江角はヘタだし、そういうのをさっぴいても好きだな。宮本輝の原作もまた読み返してみたくなる。短いからw


20091016 Fri [長年日記]

脳力大学-漢字テスト

 Pearlの6-45をスキャン中、フォトショップも使えないので、暇つぶしに漢字テストをやってみる。25くらいは楽勝だが、だんだん難しくなり、聞いたこともないような単語が出てくる。連続36まで伸ばしたけど、同じ問題が頻出して意外とつまらない。家に帰ってキャサリンにやらせようとしたけど、賢明にも手を出そうとしない。例えば「孜孜」なんてこんなもん読めたって、もはや趣味の問題で教養の問題ではない。漢字なんてのは日常の中で本を読むなりして身に付いていくもの。その意味でいえば、漢検ってのもおかしいやんね。やっぱり時間の無駄か。招待状、送った人、ごめんなさい。適当に遊んで放置してください。
 本を読むで思い出したが、花村萬月ですが、「嘯く」なんて漢字で表記している。これなんてワープロとか使ってるの見え見え。明治大正の文学ならいざしらず(それでもルビがついていたりするのだが)、そこのところだけいきなり「嘯く」などと使われたら、違和感を感じてしまうのです。

ちなみにアウトになったの書いといたろ。嫌みかw
茅茨(ぼうし) 井蛙(せいあ) 夙に(つとに) 孜孜(しし) 七難九厄(しちなんくやく) 北谷[沖繩](ちゃたん) そして極め付け
小女子[魚](こうなご) どう考えても「お●こ」としか読めませんって(^_^;

マーティン・スコセッシ『アリスの恋』(1974)

 こっれて観たことあるような、無いような感がずっと観ている間つきまとう。なんせ70年代映画ですからね、妙な安心感あるいは同時代感がそう感じさせるのか。女の自立やウーマンリブ運動がもっとも盛んだったわけで、実質上、主演のエレン・バースティン自身もこの映画のプロデュースに加わって、ラストをどうするかに議論があったらしい。自動車事故で夫が亡くなくしたアリスが自立していく話だが、その夫(ハーヴェイ・カイテル)の「(晩ご飯を)つくるのはキミ」というセリフがその以前の女性差別構造を象徴している。
 まだ中学生(?)だったころのジョディー・フォスターが出てるんだね。全然わからなかった。エンドロールで気がついてビックリ。そういや、このあとに同じスコセッシの『タクシー・ドライバー』で主演するのだ。


20091017 Sat [長年日記]

twitter

 朝、ミクシでとこりさんがtwitterを始めたというのを読んで、時間がないくせについsign upしてしまう。まぁ、いいか、ミクシはうざいし、またミクシ離れだな。そのせいであわてて傘ももたずに出動。案の定、雨が降り始める。ふわりで傘を借りる。

暗室

 さがしてたネガも発見して、さぁ暗室と思ってたら、高田さん遅くにやってくる。暗室するからと見ていくかと。まずはそのさがしてたネガ。一発ドンピシャ(^_^) ま、これで「町猫」は行けるだろ。もう1枚だけ見ていこうと、そう見られてたら緊張しまんがなって案の定、次の1枚は少々てこずる。う〜ん、これは微妙。高田さんは帰ったが、調子の出ないまま夜中の2時まで。片づけて帰ったら4時。ちょっと12月のコンセプトが見えて来た気がする。


20091019 Mon [長年日記]

本日のサイクリング


 chikiの真似して地図つくってみた。生野→東成→城東→都島と、途中からは数年前に歩いた城東貨物船沿いに赤川鉄橋まで。フィルム4本半かぁ。もっと撮ってなアカンけど、まぁよしとしよう。
 自分が撮ったことあるところって、どんどん消滅する(-。-;) 河堀口の青いトタン壁とか、猪飼野のなんとか温泉という銭湯も跡形もなく、たぶんコインランドリーになってしまってた。今里新地って、まだ営業してんだねぇ。飛田ほどのこともないが、やっぱり呼び込みのやり手ばばあがいる。ここもやっぱり、ばばあにカメラ見られるとうるさいだろうな。でもピンクライトに照らされたおねえちゃんは座っていませんでした。昼間だから。考えてみれば、今里新地は初めての場所。高殿の国道商店街の横綱という店の焼そば、美味い!330円。近くの公園でひたすら縄跳びしているおねえちゃんを見ながら食す。これは数年前と同じ。きょうはおねえちゃんがいたので倍美味しくなった。赤川鉄橋からは淀川の土手の上を黄昏ながら走る。
 あ、赤川鉄橋で、フィルムを入れ替えたら、GRの電源が急に入らなくなる。ちっ。帰ってダークバッグの中で開けてみたらちゃんと動くようになったからいいものの、焦るやんけ(-.-;)

ラリー・チャールズ『ボブ・ディランの頭の中』(2003)

 一瞬、アラブ世界かと思わせるような架空の時代の架空の世界。かつてのスター=ジャック・フェイト(ディラン)を慈善コンサートに担ぎ出そうとする話。ディラン好きにはちょっとたまらない映画だろうけれど、映画の中で何曲も演ってくれるし、でもディランって何?という層にはどうなんでしょね。

長谷部安春『戦国ロック 疾風の女たち』(1972)

 長谷部安春のロマンポルノ第一作ということと、大和屋竺が脚本ってことで見たけど....ぅ〜ん。田中真理が出てるってことくらいか。当時、何だったか忘れたけど、新宿で暇つぶしに見たロマンポルノに田中真理が出ていて、こんないい女が出てるのかと思った。いま見ても田中真理はいいねぇ。芝居、ヘタですがw
 昼間のチャリの疲れとこの日の2本目ということでラスト近く居眠り。


20091020 Tue [長年日記]

2度あることは

 きのうの現像。この前に1本、うっかり忘れたのも合わせて5本。まぁ、別に日記に書く話でもない。
 3ヶ月ほど前のこと、前浴と停止を間違えて入れた。つまり現像液入れる前に停止入れてんだからアフォですよ。すぐに気がついて、がんがん水洗いして、今度はちゃんと現像液を入れて、まぁ、それでちゃんと現像できるんだから。これが停止じゃなくて定着だったらハレホレパラピレ〜〜チィーンでしたが。要は停止なんて、現像液のアルカリ性を酢酸で中和させるだけだから、初めに酸性にしたところで大量の水で中性にしとけば事無きを得るわけですよ。と、偉そうに。で、これもさほど書くべき話でもない。
 ところがその数日後のフィルム現像のときに、こないだはアフォだったな、間違えないようにと思いながら、またしてもやってしまった、停止液前浴。この耄碌ぶりには自分でも呆れ返る。どないなっとんねん。
 で、その失敗はないように停止液のビーカーはちょっと後ろに置いといて、そんなドヂこいたこともあったよなぁ、もう完璧、はいはいと。ところがだ!はい、現像終了、停止を入れて、1分間ガシャガシャ。停止液をあけてと、おい、いまのは前浴じゃないか。停止のビーカーはその向こうに満々と酢酸で満たされとるじゃないの。ぎゃひぃ〜〜ん。ポテチン。大急ぎで停止液ならぬ前浴液をあけて、瞬間的に考えた。前浴液というのはいったい化学的には何なんだ?知らんワイ。でもとにかくドライウェルの超希薄溶液だからどっちかというと界面活性剤(と、そこまでは考えなかった)、特に現像のプロセスにおける化学反応にはあまり関わりがないはず。つまり現像液のアルカリ性を薄めた、あるいはちょいと水洗いを挟んでみましたってぐらいだろ。だったら現像の進行をきっちり止めるためには停止液を入れて、何事もなかったかのように何喰わぬ顔で、内心、ちょっとビビってましたが、はい、何事もなく現像完了。心なしか、日頃よりきれいなネガがw ほんまか。

 前浴と停止の取り違え。2度あることは3度ある。で、その3度目がきのう出たわけだから、もう間違わないでシュ。もしまたやったら、それ見たことかとご報告させていただきます。

J.L.ゴダール『アワーミュージック』(2004)

  上記のようなドヂやらかすってことは多分疲れてるんでしょ。きのうのサイクリング疲れ? そんな夜に観る映画じゃないです。
 ボスニア・ヘルツェゴビナで何があって、そしてどうなったのか。世界は狭く(短時間で移動できる)なったとはいえ、ボスニア・ヘルツェゴビナってボクにとってはやっぱり遠い。そして『神曲』や『悪霊』が素地としてないと。きっとボクにとっては、ひどくinterestingでありながら、遠い映画のまま終わってしまいそうな気がする。


20091021 Wed [長年日記]

張芸謀『LOVERS』(2004)

 張芸謀の『HERO』に続く武侠モンと聞いていたから、いまいち見る気にならなかった。それにあの北京五輪で名を下げてるからねぇ。でもまぁ、チャン・ツィイーにつられて見てみたら、けっこう面白かった。相変わらず、『マトリックス』の類いのCGはどうでもいいのだけれど、裏切りの裏切りというか、どんでん返しのどんでん返しで、退屈せずに見れましたよ。そうおかたく考えずにぼやーっと見る分にはOK。チャン・ツィイー、見えそうで見えませんよ(笑) 悪しからずw


20091023 Fri [長年日記]

ボケてますか

 ヤフオクで売れたSquarepusher、発送する前にとりあえずmp3に録っといてと、そのまま中身空で送ってしまいました。きのう夜遅かったからでしょうか。
 そしてたぶん疲れてるのか、眠たいのか、そんなときにアントニオーニなんか見ようとすrんなよ>自分。5分も経たないうちに居眠って、こりゃいかんと『探偵ナイトスクープ』。38の女が、小学校から何年間もつきあってた男の夢を見るので、その男に会いたいってね、会いに行くのだが、当の男のほうは「へ?」ってもん。覚えてませんってね、いま38だから、まぁ25年ほど前のことでしょ。あんた、記憶領域ってもんがないんかゐ。実は鬼嫁だったりして、すっとぼけ。こっそり、焼けぼっくいになっても知らんぞww


20091024 Sat [長年日記]

きょうもまた

帰りは夜中の3時過ぎ。暗室、ムキになんなよ>自分
 最初の1枚はすっと焼けたんだけど、後がねぇ(-。-;) 気がつきゃ、1時半。それでも 来週の《町猫》にどうしてももう1枚追加したくて、これはすっと焼けたからいいものの、かたづけしてたら、ぅ〜、たらまん。


20091026 Mon [長年日記]

本日のお散歩

地図(twitpicから画像を外部に貼り出せるかと思ったのに。近々、こっちのも貼るようにして)

 きのうの夜からの雨が昼近くになっても降り止まないので、傘チャリでカメラというのはかなり無理があるので、きょうはお歩き。
 写真の基本は、ご近所ですよ、ご近所。自分のまわりを撮れないで、どこぞのきれいな場所撮ってまわるのはじじいにまかせておけばよろし。というわけで、ご幼少のみぎりの通学路とかね、そしたらぱったりY川氏に出会って、実に40年ぶりです。あれがY川氏の家の前だったからわかったものの、道ですれ違っててもわからない。
 でね、ライムライトに寄ったら、T氏の出展してるの、ボクが12月に出そうとこないだ焼いた1枚と全くと言っていいほどどどどどかぶり。そりゃ、一緒に撮り歩いたときのだから。それにしても立ち位置やら、シャッターの瞬間がほぼ同じというのには大汗噴き出してました。ぅ〜〜ん、どうすっか。このままボクも出すのも一興かと。
 ま、気を取り直して、まだ雨はぽっつらしてたんだけど、小学校時代のテリトリーを撮ってまわる。土地勘はばっちりだし、懐かしいやら、と言っても、現住所から徒歩10〜15分圏内。路地とか、廃れまくりのアパートの屋上に上がってみたりして、小腹が空いたところで内山のコロッケ、美味っ! 一中あたりから玉出、千本と、ここらに来ると、チャリ通勤遠回りロースにダブるのだが、雨もやんで、もう廃屋寸前のアパートに忍び込んだはいいものの、オッサンに見つかりそうになったし、中学生にはGRのドライブ音でバレとるし(^。^;)、はは、知らぬ顔の半兵衛を決め込んでます。なんだかんだで、4時間ほど歩いたら、ほとほと疲れて、鶴見橋でオムライス400円食って、ふわりでおしまい。と言いながら、結局、家まで歩いたんだけどね、ふくら脛の前、あ、向こうずねってんだ、そこが両脚とも痙攣。チャリばっかり乗ってんと歩けってことです。

ミケランジェロ・アントニオーニ『夜』('74)

 やっと見ました『夜』。なんかこの『夜』とか見ていて、いちばん好きなのはアントニオーニじゃなかろかなんて思うのですよ。広っぱでのでっかいロケット花火の打ち上げのシーンだとかね、あ、これなんかが『欲望』のラストなんかにつながってくんでしょ。マストロヤンニは『ドルチェ・ビータ』に重なってくるんだけど、こういう役回りさせたらほんと最高。で、やっぱり、ジャンヌ・モローです。『モデラート・カンタービレ』のジャンヌ・モローってのは高田さんのおすすめですが、『死刑台のメロディー』のジャンヌ・モローに重なってくる。それにモニカ・ビッチ。いや、モニカについふらっと行ってしまうのもわかるんですよ、ボクも行っちゃいそう(-。-;) でもなんだかんだって、ジャンヌ・モローなんです。女は静かな大人の女に限る。これぞ、オトナの映画!

ミケランジェロ・アントニオーニ『さすらいの二人』('74)

 ネタばらしまくりーぬのまごれびゅを見てね。このラスト10分は痺れまくりです。涙が出てきそうなくらい。そのまごれびゅにも書いたるけど、日本公開当時のキャッチコピーは《《永遠の愛を求めて さすらう男と女−− / 巨匠アントニオーニが流麗に描く哀しくも美しい愛の旅路−− / あの人はもういない つかの間の幸福が過ぎ 又、一人ぼっちになってしまった》噴飯モノですよ。このコピーにつられて映画館に見に行って、ぐっすり寝た人ってどれくらいいるんでしょね。それはともかくとして、ため息の出る映像の連続。過激な『砂丘』のラストより、ボクはこの『さすらいの二人』のラストは、ボクが見た映画の中でナンバー1です。アントニオーニ、最高!


20091027 Tue [長年日記]

山口清一郎『恋の狩人 ラブ・ハンター』

 日活がロマンポルノ路線に移行して、6回目の配給だったとか。そして72年初めに、猥陳だかで、この『恋の狩人』が摘発されて、皮肉なことに、この摘発で日活ロマンポルノが公に認知された。ボク自身で振り返ってみると、ロマンポルノを初めて観たというのはこの後だったか、あんまり定かでない。ときどき、オークラやら新東宝のいわゆる成人映画を見には行ってたが。たぶん記憶では、ふっと新宿で時間つぶしに見たのが最初だったか。田中真理が出ていた。それまでの成人映画にはこんな美人の女は出てなくて、ボクもそれで一気にロマンポルノのファンになったのだが、それが、何だったか、ほんとに覚えていない。どんな映画だったかさえ記憶にない。ただ田中真理が出ていたということだけ。
 さて、正直なところ、この『恋の狩人』も今の今まで見たことがなかった。そりゃそうでしょ、その後の裁判で、最終的には無罪を勝ち獲りはしたもの、お蔵入り状態になって、どこかで自主上映されたにすぎないから。その裁判で山口清一郎監督の「自然なる性が余りにも豊かであると国家が嫉妬する」とともに田中真理が女闘士として真っ向から権力に盾突いた形になって、考えて見れば、赤軍の浅間山荘が72年の2月末で、それまでの転換点でもあったわけで、そのくすぶりみたいな、何かこの裁判で一矢報いたいって願望があったのかもしれないな。
 そういう昔話はおいといて、この裁判で田中真理が超有名になったから、ん?ということは、ボクの初ロマンポルノはやっぱりこれ以前なのかな。まぁ、いいや(^。^;) それでね、この映画はてっきり田中真理が主役だと思って見てたから、あれぇ〜ってなっちゃって、実は原英美が主役なのね。タイトルロールでも、原英美のほうが田中真理より前にあったから変だなと思ったのだ。でも原英美にゃ悪いが、田中真理の美貌やスタイルに完全に食われてるやん。いつから田中真理に話が移るんだろと見てしまってましたよ。ちなみに、脚本の「こうやまきよみ」というのは、神代辰巳とこの監督の山口清一郎。道理で。なるほど。そういうわけだったのですか。神代がらみってことで、話がすっきりした。どんなんやねんw

 wikiの日活ロマンポルノ作品一覧で、調べたんだけど、ボクのロマンポルノの見始めは、確かもう1本には片桐夕子が出ていて、とすると『濡れたハイウェイ』と『花ひらく夕子』だろうけど、その時期71年年末に新宿に行ってないんだよ。新宿が間違いなければ、72年2月のたぶん『しなやかな獣たち』。このとき新宿にいたのは確か。もう一本が片桐夕子というのは間違いかな。中川梨絵だね。うん、このときしかないはず。ということは『恋の狩人』の一件で、スケベ心がそそられたってことですねw


20091028 Wed [長年日記]

ミケランジェロ・アントニオーニ『さすらい』(1957)

 原題「IL GRIDO」は「さすらい」じゃなくて「絶叫」 ふむ
 「洪水は古い土を持ち去り、新しい土を運んでくる」と、ふっと牛乳配達がしゃべる。ひどく象徴的なシーンだなと思っていたら、う〜む、なるほど、なるほど。
 イルマ(アリダ・ヴァリ)に「もう愛していない」と突然ブッチされたところから、アルド(スティーヴ・コクラン)は、かつての婚約者(ベッツィ・ブレアー)、ガソリンスタンドの女(ドリアン・グレイ)、若い娼婦(リン・ショウ)と、まさに邦題通りに、女のもとを「さすら」って、最後にヴァリに戻ってくるのだが....。あ、今、ふっと思ったのだが、意味もなくガソリンスタンドの女に身をよせるってのつげ義春っぽくもある。このまま、何もない平原の中のガソリンスタンドの主人となってしまうのもいい...。
 娘アル(DVDのジャケにもこの4人が並ぶ)ド(スティーヴ・コクラン)がいいのね。この当時の子役って必要以上に可愛ゆく描かれてなくて、映画のジョーカーというかスパイスとして絶対の存在なんだよねぇ。単なる飾りものの花じゃない。
 あ、そうそう、ラストでコクランとヴァリからどんどん退いて行った画面右上に群衆が走り抜けて行くのが印象的でした。ネオレアリズモったら、やはり時代的にもそうなんだけれど、ロードムービーのはしりでもあるような。だから、きょうはしんどいなぁと思いつつも、すっと映画に引き込まれていたのでした。

ヤフオク出品無料キャンペーン

 出品中が残り少なくなってくると、突然、告知される。きのうきょうと、これまでの売れ残りをひたすら再出品。まぁ、全部、まともに出品してたら出品だけで3000円近くもかかるのだからいたしかたないか。出品料払ってまで出すこともないのいっぱいあるしw はい、買ってください。


20091029 Thu [長年日記]

諏訪敦彦『不完全なふたり』(2006)

 いいねぇ、全然動かないカメラに長回し。めまぐるしくこれでもかと親切きわまりなく見せつけてくれる映画に慣れてしまうと、こんなの映画じゃないですってね(-。-;) はい、寝てしまってください。
 台本って、まともに無いらしいです。現場で決められる。ひょっとして、マリー(デデスキ)が扉を閉めるときに「閉まりにくいわ」なんてのは完全に即興じゃないでしょか。いや、ちょっと待て、あそこはパタンと扉が閉まったら、話としてつまらん。やっぱりバタンバタンとやって閉めないといかん。あそこはマリーが苛ついてんだから。えーっと、いま、上に書いたシーンをさがしてて気がついたんだけど、カメラが固定されてるだけじゃなくて、ピントも固定されてます。あの前後のパン、つまりピントを向こうへやったり、手前に引いたりと目まぐるしく変るのって、個人的には嫌いなんだけど、そんなの無いのね。いや、ボクの個人的な好みからして、静止画動画が好きだから。もうラストのあれ何分あるんだろ、あの長回し、もちろん静止カメラどおころか、主役の二人もほとんど動かず、ほとんどセリフなし。まわりの人間だけが動く。この長回しはたまりませんよ。あ、もちろんいい意味でね。悪い意味でたまらんわ、あんなのという人はここまでたどり着かんでしょ(-。-;)
 オゾン監督の『ふたりの5つの分かれ路』でもうヴァレリア・ブルーニ・テデスキにぞっこんなわけです。決して美人じゃなくて、顔のパーツとかも大造りだしね。でも若い女にはない、ねっちこい色気がたまらないです。この『不完全なふたり』でますます入れ込んでしまいそう(はぁと)。その彼女とブリュノ・トデスキーニ、この二人のパトリス・シェロー門下でなくては、この映画の場をもたすことはできなかったと言ってもいいでしょ。プロダクツ見てみたいなぁ。
 ちなみに、日本映画じゃないです。完璧なフランス映画。ついでに「すわあつひこ」じゃないです、「すわのぶひろ」


20091030 Fri [長年日記]

大きなお世話ぢゃ


Madame Fine says:
love the composition !
I personnaly would have cropped it on the left and top in order to keep the entire windows only :-)
はい、訳しますと、「この構図はすごく好きです。個人的には完全に窓だけになるように左と上を少しカットしればと思います。」
 はいはい、個人的に人の作品をこうだったらいいのになあというのはそれはそれでいいです。ボクも、ここのところもっと焼き込んだらとか、これいらんよなぁとか思いますもの。あくまで個人的にね。貴重なご意見ありがとうございます。ちゃんと人の話も聞いて、ためしにフォトショップで左と上を詰めてもみましたよ。素直だねw
 が、面倒だから、スルーしてたら、きょうはNOTEという機能で、残す部分はここだ"cut like this"と四角く囲んでくれよりました。ほっとけ!ヽ(`Д´)ノ
 このNOTEという機能はウザくて極力使わないし、人につけさせないように設定していたのに、おかしいなぁ。写真の上にマウスが行くと、すっとその四角が見えるようになる仕組み。これって、その場限りじゃなくて、他の者が見ても見えるのだよ。ボクとその意見を持っている人だけで、その場で議論があるのじゃなくて、写真がその勝手に付け加えられた四角によって第三者には異なって見える。それもなぁ、ずっと見てくれて、いろいろ話してるのが相手だったら、まだしも、つい最近、ポッとcontactして、noteを書き込むのってどうよ(-_-;) 誰かさんだったら怒りまくるだろうなw ボクもたいがい怒ってる( #` ¬´#)
 そのnoteは速攻で削除しましたが、ほんと、こういうのを大きなお世話、とんでもない迷惑というのです。

20091031 Sat [長年日記]

ミヒャエル・ハネケ『タイム・オブ・ザ・ウルフ』

 きのう、途中まで見て、眠かったので、あ、いや、映画が退屈で眠いのでなくて、ほんと眠かった。して、きょうはその続きから、見終わり。あいかわらず、きっついなぁ、ハネケの映画は(-。-;) ハネケ、カフカの『城』も撮ってるけど、それ以上にカフカチック。いや、もう完全にカフカなのかもしれません。なんでも『ピアニスト』以前にこの構想があって、ユペールとハネケで資金を集めたらしいのだが集まらず、『ピアニスト』が当たったおかげで陽の目を見たという。そのユペールが淡々と演じていていいなぁ。大げさじゃない。そういうと、ベアトリス・ダルだってそう。えっ、これがあのダルってくらいに抑えた演技。

 ボクは好きですよ。でもふつうに女性にはおすすめできません。

天国にいちばん近い島

 ニューカレドニアからの来客Fabriceあり。なんかとても人なつっこくて、おみやげだとニューカレドニアの紙幣をおいていく。どこで使う?w
http://twitpic.com/nnej0


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