きのうの現像。この前に1本、うっかり忘れたのも合わせて5本。まぁ、別に日記に書く話でもない。 3ヶ月ほど前のこと、前浴と停止を間違えて入れた。つまり現像液入れる前に停止入れてんだからアフォですよ。すぐに気がついて、がんがん水洗いして、今度はちゃんと現像液を入れて、まぁ、それでちゃんと現像できるんだから。これが停止じゃなくて定着だったらハレホレパラピレ〜〜チィーンでしたが。要は停止なんて、現像液のアルカリ性を酢酸で中和させるだけだから、初めに酸性にしたところで大量の水で中性にしとけば事無きを得るわけですよ。と、偉そうに。で、これもさほど書くべき話でもない。 ところがその数日後のフィルム現像のときに、こないだはアフォだったな、間違えないようにと思いながら、またしてもやってしまった、停止液前浴。この耄碌ぶりには自分でも呆れ返る。どないなっとんねん。 で、その失敗はないように停止液のビーカーはちょっと後ろに置いといて、そんなドヂこいたこともあったよなぁ、もう完璧、はいはいと。ところがだ!はい、現像終了、停止を入れて、1分間ガシャガシャ。停止液をあけてと、おい、いまのは前浴じゃないか。停止のビーカーはその向こうに満々と酢酸で満たされとるじゃないの。ぎゃひぃ〜〜ん。ポテチン。大急ぎで停止液ならぬ前浴液をあけて、瞬間的に考えた。前浴液というのはいったい化学的には何なんだ?知らんワイ。でもとにかくドライウェルの超希薄溶液だからどっちかというと界面活性剤(と、そこまでは考えなかった)、特に現像のプロセスにおける化学反応にはあまり関わりがないはず。つまり現像液のアルカリ性を薄めた、あるいはちょいと水洗いを挟んでみましたってぐらいだろ。だったら現像の進行をきっちり止めるためには停止液を入れて、何事もなかったかのように何喰わぬ顔で、内心、ちょっとビビってましたが、はい、何事もなく現像完了。心なしか、日頃よりきれいなネガがw ほんまか。
前浴と停止の取り違え。2度あることは3度ある。で、その3度目がきのう出たわけだから、もう間違わないでシュ。もしまたやったら、それ見たことかとご報告させていただきます。
上記のようなドヂやらかすってことは多分疲れてるんでしょ。きのうのサイクリング疲れ? そんな夜に観る映画じゃないです。 ボスニア・ヘルツェゴビナで何があって、そしてどうなったのか。世界は狭く(短時間で移動できる)なったとはいえ、ボスニア・ヘルツェゴビナってボクにとってはやっぱり遠い。そして『神曲』や『悪霊』が素地としてないと。きっとボクにとっては、ひどくinterestingでありながら、遠い映画のまま終わってしまいそうな気がする。