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20091006 Tue [長年日記]ああ、大ボケ一部のあのひとや、あの人や、あの人に「きょうは実は3周年だ」などと口走ってしまった。夜遅くに帰りがけに、オープンしたのが土曜日だから、日、月、火と3年経ったら、曜日がずれて、ん?うるう年をはさんでるから、水曜日ちゃうのかと頭の中で暗算してた。家に帰って調べてみると、あしたやん、あした10/7やん。あ〜、ボケてるなぁ、昭和町の1年ちょっとは助走みたいなもんだし、まぁ、そんなもんなのです。 セドリック・クラピッシュ『PARIS』ロマン・デュリスとジュリエット・ビノシュを軸とした、クラピッシュお得意の群像劇。なんだか、いっぱい人が出てきて、それぞれが直接の関わりがあるわけでないので、それぞれの話を同時進行で追いかけていかないといけないので、しんどいっちゃしんどい。どこが本線なのか見極めるのも大変。いきなりカメルーン?に話が飛んだりしてしまう。そんなのをどうなったんだと追っかけてたら、わけわからなくなります。もうちっと絞り込んで深く掘り下げてくれればいいのにとも思えるのだけれど、それでもロマン・デュリスとビノシュの話だけだと重くてなんかとてもベタになってしまう。そんなのをかわしてしまう巧さがクラピッシュにはあるんでしょ。しょせんは、ある人が他の人の生活やら考えやらに注目したところで、見えてない部分が多いわけで、それでもそれなりに関わりをもっていく、それが人生なんだと。だからこそ面白いんでしょ。女子学生(メラニー・ロラン)にいれこむ教授のファブリス・ルキー二がいいねぇ。2時間チョイのチョイ長い目の映画に関わらず、退屈しないで見てられて、それでほんのりと余韻を残してしまう、いい映画です。 |
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