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20091026 Mon [長年日記]本日のお散歩地図(twitpicから画像を外部に貼り出せるかと思ったのに。近々、こっちのも貼るようにして)
きのうの夜からの雨が昼近くになっても降り止まないので、傘チャリでカメラというのはかなり無理があるので、きょうはお歩き。 ミケランジェロ・アントニオーニ『夜』('74)やっと見ました『夜』。なんかこの『夜』とか見ていて、いちばん好きなのはアントニオーニじゃなかろかなんて思うのですよ。広っぱでのでっかいロケット花火の打ち上げのシーンだとかね、あ、これなんかが『欲望』のラストなんかにつながってくんでしょ。マストロヤンニは『ドルチェ・ビータ』に重なってくるんだけど、こういう役回りさせたらほんと最高。で、やっぱり、ジャンヌ・モローです。『モデラート・カンタービレ』のジャンヌ・モローってのは高田さんのおすすめですが、『死刑台のメロディー』のジャンヌ・モローに重なってくる。それにモニカ・ビッチ。いや、モニカについふらっと行ってしまうのもわかるんですよ、ボクも行っちゃいそう(-。-;) でもなんだかんだって、ジャンヌ・モローなんです。女は静かな大人の女に限る。これぞ、オトナの映画! ミケランジェロ・アントニオーニ『さすらいの二人』('74)ネタばらしまくりーぬのまごれびゅを見てね。このラスト10分は痺れまくりです。涙が出てきそうなくらい。そのまごれびゅにも書いたるけど、日本公開当時のキャッチコピーは《《永遠の愛を求めて さすらう男と女−− / 巨匠アントニオーニが流麗に描く哀しくも美しい愛の旅路−− / あの人はもういない つかの間の幸福が過ぎ 又、一人ぼっちになってしまった》噴飯モノですよ。このコピーにつられて映画館に見に行って、ぐっすり寝た人ってどれくらいいるんでしょね。それはともかくとして、ため息の出る映像の連続。過激な『砂丘』のラストより、ボクはこの『さすらいの二人』のラストは、ボクが見た映画の中でナンバー1です。アントニオーニ、最高! |
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