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うらまごまご日記まごっとmaggot

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20091026 Mon [長年日記]

本日のお散歩

地図(twitpicから画像を外部に貼り出せるかと思ったのに。近々、こっちのも貼るようにして)

 きのうの夜からの雨が昼近くになっても降り止まないので、傘チャリでカメラというのはかなり無理があるので、きょうはお歩き。
 写真の基本は、ご近所ですよ、ご近所。自分のまわりを撮れないで、どこぞのきれいな場所撮ってまわるのはじじいにまかせておけばよろし。というわけで、ご幼少のみぎりの通学路とかね、そしたらぱったりY川氏に出会って、実に40年ぶりです。あれがY川氏の家の前だったからわかったものの、道ですれ違っててもわからない。
 でね、ライムライトに寄ったら、T氏の出展してるの、ボクが12月に出そうとこないだ焼いた1枚と全くと言っていいほどどどどどかぶり。そりゃ、一緒に撮り歩いたときのだから。それにしても立ち位置やら、シャッターの瞬間がほぼ同じというのには大汗噴き出してました。ぅ〜〜ん、どうすっか。このままボクも出すのも一興かと。
 ま、気を取り直して、まだ雨はぽっつらしてたんだけど、小学校時代のテリトリーを撮ってまわる。土地勘はばっちりだし、懐かしいやら、と言っても、現住所から徒歩10〜15分圏内。路地とか、廃れまくりのアパートの屋上に上がってみたりして、小腹が空いたところで内山のコロッケ、美味っ! 一中あたりから玉出、千本と、ここらに来ると、チャリ通勤遠回りロースにダブるのだが、雨もやんで、もう廃屋寸前のアパートに忍び込んだはいいものの、オッサンに見つかりそうになったし、中学生にはGRのドライブ音でバレとるし(^。^;)、はは、知らぬ顔の半兵衛を決め込んでます。なんだかんだで、4時間ほど歩いたら、ほとほと疲れて、鶴見橋でオムライス400円食って、ふわりでおしまい。と言いながら、結局、家まで歩いたんだけどね、ふくら脛の前、あ、向こうずねってんだ、そこが両脚とも痙攣。チャリばっかり乗ってんと歩けってことです。

ミケランジェロ・アントニオーニ『夜』('74)

 やっと見ました『夜』。なんかこの『夜』とか見ていて、いちばん好きなのはアントニオーニじゃなかろかなんて思うのですよ。広っぱでのでっかいロケット花火の打ち上げのシーンだとかね、あ、これなんかが『欲望』のラストなんかにつながってくんでしょ。マストロヤンニは『ドルチェ・ビータ』に重なってくるんだけど、こういう役回りさせたらほんと最高。で、やっぱり、ジャンヌ・モローです。『モデラート・カンタービレ』のジャンヌ・モローってのは高田さんのおすすめですが、『死刑台のメロディー』のジャンヌ・モローに重なってくる。それにモニカ・ビッチ。いや、モニカについふらっと行ってしまうのもわかるんですよ、ボクも行っちゃいそう(-。-;) でもなんだかんだって、ジャンヌ・モローなんです。女は静かな大人の女に限る。これぞ、オトナの映画!

ミケランジェロ・アントニオーニ『さすらいの二人』('74)

 ネタばらしまくりーぬのまごれびゅを見てね。このラスト10分は痺れまくりです。涙が出てきそうなくらい。そのまごれびゅにも書いたるけど、日本公開当時のキャッチコピーは《《永遠の愛を求めて さすらう男と女−− / 巨匠アントニオーニが流麗に描く哀しくも美しい愛の旅路−− / あの人はもういない つかの間の幸福が過ぎ 又、一人ぼっちになってしまった》噴飯モノですよ。このコピーにつられて映画館に見に行って、ぐっすり寝た人ってどれくらいいるんでしょね。それはともかくとして、ため息の出る映像の連続。過激な『砂丘』のラストより、ボクはこの『さすらいの二人』のラストは、ボクが見た映画の中でナンバー1です。アントニオーニ、最高!


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