原題「IL GRIDO」は「さすらい」じゃなくて「絶叫」 ふむ 「洪水は古い土を持ち去り、新しい土を運んでくる」と、ふっと牛乳配達がしゃべる。ひどく象徴的なシーンだなと思っていたら、う〜む、なるほど、なるほど。 イルマ(アリダ・ヴァリ)に「もう愛していない」と突然ブッチされたところから、アルド(スティーヴ・コクラン)は、かつての婚約者(ベッツィ・ブレアー)、ガソリンスタンドの女(ドリアン・グレイ)、若い娼婦(リン・ショウ)と、まさに邦題通りに、女のもとを「さすら」って、最後にヴァリに戻ってくるのだが....。あ、今、ふっと思ったのだが、意味もなくガソリンスタンドの女に身をよせるってのつげ義春っぽくもある。このまま、何もない平原の中のガソリンスタンドの主人となってしまうのもいい...。 娘アル(DVDのジャケにもこの4人が並ぶ)ド(スティーヴ・コクラン)がいいのね。この当時の子役って必要以上に可愛ゆく描かれてなくて、映画のジョーカーというかスパイスとして絶対の存在なんだよねぇ。単なる飾りものの花じゃない。 あ、そうそう、ラストでコクランとヴァリからどんどん退いて行った画面右上に群衆が走り抜けて行くのが印象的でした。ネオレアリズモったら、やはり時代的にもそうなんだけれど、ロードムービーのはしりでもあるような。だから、きょうはしんどいなぁと思いつつも、すっと映画に引き込まれていたのでした。
出品中が残り少なくなってくると、突然、告知される。きのうきょうと、これまでの売れ残りをひたすら再出品。まぁ、全部、まともに出品してたら出品だけで3000円近くもかかるのだからいたしかたないか。出品料払ってまで出すこともないのいっぱいあるしw はい、買ってください。