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うらまごまご日記まごっとmaggot

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20021012 Sat ゴドーを待ちながら

◆ 佐藤信『あたしのビートルズ』(1970 晶文社)

「俺が腕に逆卍を彫りつけたって、俺がナチだってわけじゃない。俺はただ人をぞっとさせたいからやってるまでの話さ。」

「駅前広場から、50メートル道路を2キロ走ってUターン……それがあたしたちのおきまりのコースです。モーターサイクルに乗っているときだけ、そのコースはあたしたちの領土になります。あたしたちは時速100キロの速度の中で、いつもたよりないその領土をせいいっぱい感じようとして、体中の神経をぴりぴりとさせるのです……風……そう、風なのです。」

いまでも胸が震える。どきどきする。ボクはボクなりに今でもこの戯曲の演出プランは抱いてるよ。

『ゴド待ち』じゃないかと言われれば、『ゴド待ち』だろうけど、いま、この時代だからこそボクらは無意識にゴドーを待ち続けてるはず。『あたしのビートルズ』は意識的にゴドーを待ち続けてた時代からの木霊かもしれない。

オークション

また出品中 ここ  今度はスニーカーにパーティバッグ

ところで売れ残りの

・『Remix増刊 ジャングルリスト・ハンドブック』

・『釣りサンデー別冊 ブラックバスのすべて』

・『荒俣宏/ゑびす殺し』

送料(冊子小包み310円くらい)だけもってくれたらあげます。欲しい人、メル


■本日の食事 朝:めんたいこパン1、コーヒー1 昼:カステラ 夕:うな丼
■本日の買い物 @POP書房:佐藤信『あたしのビートルズ』、唐十郎『安寿子の靴』、唐十郎『水の廊下』、スタジオボイス『再考 三島由紀夫の檄』 @EGシーク:ゴダール『男性・女性』、『女と男のいる舗道』 @ヤフオク:スタジオボイス 93/05、94/12


20031012 Sun

うだうだ

テントのすぐ横で、かつぴょんが空き缶を踏みつぶす音で目が覚める。ちっ。でも定刻。朝コーヒー、パンでうだうだうだうだうだ過ごす。カッツクロをしてると、眠くてたまらんので二度寝。

片倉館

おっちゃん5人で遥山泊の車で諏訪まで出かける。伊北の温泉は混んでるのに、意外や片倉館は空いていた。片倉館まで行って正解。

ゆっくり湯につかって、と連中、ものの15分もせずに出てしまったらしい、アホちゃうか。そういうカラスどもはほっといて一人出たり入ったり。

休憩室に上がると、もうビール。う〜ん、そんなビールというほど入っとらんじゃないの。元暴ヤンのトラック運ちゃんが、しゃべりかけてきて、チューハイを飲まされる。ちょいとホロ酔いでごろ寝。

デスソース(アフターデス)

晩飯はお決まりのチゲ鍋。

それからキムチ。安いキムチを買ったのでこのキムチが美味くない。そこでキムチにデスソースをどろっとかけて、おじちゃんたちは悲鳴をあげておったがな、ぐちゃぐちゃとかき混ぜたところでちょっとは辛くはなったが、美味くないキムチは美味くない。で、2パック目も鍋にどかっとぶちこんでやった。おじちゃんたちはまたしても鍋が辛くて食えなくなると悲鳴を上げていた。が、これがバッチリ。ちょっと辛味が効いてなかなかのもん。ボクはこれにさらに、つつつつつーとデスソースを入れて、まぁあんなもんでしょうか。汗が出てくるくらいでないといかんよ。顔に出てきた汗を手でぬぐっていたら、先ほどからいじっていたせいで手にデスソースがついていたのでしょう。顔面がひりひりしやがんの。

さて、それから安い焼肉。真空パックしてあるやつね。タレが甘ったるくてしようがないので、これにはデスソースを一滴。ついでに爆弾と称してべっとりデスソースをからめた肉を網の上に乗せておいたら、きっちりひっかかってくれる人がいて、部長さん、ごめんなさい、大変な接待もあるってことを体験していただいて。

さて、メインはカモネギ君。ネギじゃなしになすびとすだちをしょってきましたが。彼に底にべっとりとデスソースを絡めた食器に(ボクがさきに入れて食った分の2倍ほど。ボクはもっと入れたかったのだが、誰かが辛くしすぎると食わないでほっぽり出す可能性があると示唆した)、チゲ鍋を入れてやって、美味しいよ〜〜。で、このときさすがシルバーはこわいというのを見せつけられました。彼にデスソースべっとり鍋を勧めると同時に、「ボクもいっぱいもらおうかな」と誰もが食器をさしだし、「この鍋は美味い!」と食い始めたのだ。そうとは知らぬ、カモ君は徐々に底から溶けだしたデスソースの辛さに悲鳴を上げ始めた。が、カモ君、きみは立派だ。悲鳴あげながら、ビールで流し込んででも、あれをたいらげられるのはキミしかいない。

そうしてそのあとはいつものおじさんの独壇場。ワンマンショー。その内容たるや、ここの品位を崩すので割愛。ゆで玉子に塩を振るのは注意しましょう。


■本日の食事 朝:バターロール2、コーヒー3、ソーセージ 昼@片倉館:五目いなり、鶏ごぼう 夕@テント場:チゲ鍋、肉、さんま、ほか色々


20041012 Tue

本日

だりぃ〜〜っ。ほとんど寝かけ。が、しかしテニス、パコーンで目が覚める。


■本日の食事 朝:トースト1、コーヒー2 昼@九龍:日替り(ニンニク芽炒め、エビのケチャップ) 夕:鮭かす漬、ジャコ天、うなぎ茶漬け



20061012 Thu

「巨匠」現る

を〜〜っと、ボクにとっては突然、「巨匠」にとっては予告通り、

「12日に行くからね」「をいっす!土曜日ね」

あぁ、すいません、疲れてたんです。疲れてるんです。

で、「巨匠」に見てもらうと、やっぱ緊張しますよ。ごまかしが効かない(~.~;; でもいろいろ話してて、やっぱずぅぅぅっっっっっっと撮り続けてる人はすごいな。またいずれゆっくりそのことは書こうね。

views

chikiは朝、ボクが来る前にお帰りになって京都へ。かわりに京都にやってきてたellyがギャラリーにやってくる。この二人、どういうわけか、うちのflickrのviewsの1位と2位だもんな。二人が鉢合わせすりゃおもしろかったのに。

そしてどいうわけか、同じような時間に、かたや千葉のイナカ、かたや東京の端っこにお帰りになっておられれる。

あ、でもみんな東京とかからもわざわざやって来てくれてありがたいことです。

こらっ、近所の、キミや、キミ、早よ。来んかぁ〜〜

なんて言うてたら、酒のつまみをお祝いだとどさっと持って来やがんの。うぅ〜〜ん、お祝いの酒宴はもう終わってんですけど.....

へとへと

オープンも一息ついただろうと、家賃のぶんくらいは稼ぎださないといかんわけで、かといって、写真やギャラリーではまだまだ稼げるわけがなくて、ヤフオクですね(-.-;; ま、最初からその考えで始めてんだからいいんですけど、というわけで遅くまで撮影


20081012 Sun

今年の「町猫」展は

全部で78匹! でした。

残念ながら正解者はいませんでしたので、賞品はありません スイーツ(笑)
えっと、ですね、今年は「猫何匹クイズ」やらへんかったもんねぇ。やればよかった、例えば、この1枚目の写真、チラシに使ったり、今回の「町猫」のキャッチに使った子ですが、A3の大きさでプリントして、展示して1日経ってから気がついた。ほら、赤丸の中、この子のヒゲの向こうに1匹いるでしょ。だから猫が好き
来年もまた絶対やります!!予告しときますよ。来年は5月に ずばり「猫!」 町猫に限らず、家の猫でもなんでもオッケー。今回は、ドラえもん出してきた反則おっちゃんが1人いましたけどねw そして町猫は、もうちょっと遅らせて、11月の末ごろかな。というのはこの10月にすると、撮らなきゃと思うのが真夏の8月で、その時期、猫は外をうろうろしてませんよね。だから、ボクは夜に撮りましたが(^_^;
えーっと、見に来てくれた人には わかるかもですが、ボクの写真でクロネコがあったでしょ。眼光は止まってるんだけど、顔が動いてたの。あの子、きょう昼に子猫と舗道の真ん中で遊んでました。お母さんになったのかな。
では、来年まで 撮りだめよろしくw


20091012 Mon

ヴィム・ヴェンダース『都会のアリス』(1973)

ロード・ムービー三部作の第一作。やっぱりヴィム・ヴェンはロードムービー撮らせたらピカイチ。『パリ・テキサス』より断然こっちのほうがいい。
 ニューヨーク、アムステルダム、ドイツと、アリスを押し付けられたフィリップ(リュディガー・フォーグラー)が転々としていく。ここに映し出される町々がまさにロードムービーそのもので、観ていてテレビを写真に撮りたくなる。映画の中でフィリップがポラロイドで撮る写真もみもの。
第2作の『まわり道』がDISCASにないのよなぁ。

久しぶりに

 まずはライムライトで『さよならペンタックス』展をみて、天気がいいので、兒嶌さんとはちょっとしゃべっただけで出撃。ギャラリーにチャリを置いて、梅田まで歩いて往復。彩珈楼に寄ったり、ヨドバシでTRI-X買ったりしながら、歩いて写真。やっぱり写真は歩かないと。でも最近ほんと歩いてないから疲れた。脚、痛い(^_^;
Denに寄って、出展の作家さんとしばらくしゃべる。すると、なんと、半年前にボヤいていたギャラリーのすぐ近くのカレー屋のオーナーだったりして、あははは。   


20101012 Tue

秋刀魚

 あら、いま調べたら、去年は10月11日に食うとるね。やっぱり「さんま苦いか塩つぱいか」と言いながら。

 そんで谷崎と佐藤の間の「細君譲渡事件」のことでも書こかいなと思ったけど、なんやややこしいね。1921年8月の「小田原事件」直後の10月にこの「秋刀魚のうた」が発表されて、1930年の「細君譲渡事件」で、めでたく結婚するんだけれど、その間の24年に、別の小田中タミと結婚、30年に離婚して、この千代と結婚というんだから、なんとまぁ劇しいこと。そのあとはこんな紆余曲折を経て「譲渡」してもらったからか、尻にひかれてたらしいけど。
 谷崎のほうの女性関係は、もっともっと複雑怪奇。太刀打ちできません。というかさ、「芸のためなら女房も泣かす」ってんじゃないけど、そうした色恋ってのは何にも必要だと思うんです。文学に限らず、写真もそうなんだけど、そのために恋愛する必要はないけれど、恋愛もできない人間の作品ってつまらないなと感じてしまうのでした。


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