フィリップ・ガレル『内なる傷痕』(71 仏)
これはかなりきついでしょ。よほどのNICOのファンでないと(^_^; まぁ難しく考えないで、NICOのMTVとでも思ってぼーっとみてたらいいんちゃうでしょか。もちろん、MTVの映像とは比べ物になりませんが...
延々、歩き続ける映画。長回しの連続。なんでもこれはガレルがニコといい仲だったときに荒涼たる地で撮りだめた映像が元になってるらしい。チュニジアとアイスランド。
それと神話がベースになってるのだけれど、それがさらにきついなぁ。それでもあんまり肩ひじ張らずに見てたらいいのです。ふぅ〜〜んって具合に。
五社英雄『北の螢』
ついこないだは美唄の話で、きょうはその川向いの月形・樺戸集治監の話。北海道の開拓のために、囚人を樺戸監獄に集め強制労働させて造ったのが、行刑道路。その昔、行ったなぁ(  ̄- ̄)トオイメ 詳しくはこちら
でね、やっぱり岩下志麻なんだけど、ボク的には岩下志麻より夏木マリに惚れちゃいます。そして映画の中で象徴的に使われるのが、「かんかんのう」という俗謡で、音はこんな感じ
かんかんのう きうれんす
きゅうはきゅうれんす
さんしょならえ さあいほう
にいかんさんいんぴんたい
やめあんろ
めんこんふほうて
しいかんさん
もえもんとわえ
ぴいほう ぴいほう
青木正児著「支那文藝論藪」所収「本邦に伝えられたる支那の俗謡」によると、
》見やしゃんせ、妾が貰うた九連環、両手に取り持ち解けども解けず、
》ホーカイ、小束で切ろうか、切れはせぬ切れはせぬ
九連環というのは中国の智慧の輪の一種で、切るに切れない、解くに解けない。だから男と女というのは九連環のようだとは言いえて妙。そう言われて、なんかグラっと来るのはなんで(^_^;
はい、そして森進一のの挿入歌のくささと来たら、演歌も演歌、ど演歌なところがステキでした。