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20140527 Tue [長年日記]STUDIO VOICE額をまた仕入れてその置き場所を作るために、棚1段以上を占めているSTUDIO VOICEの一部を外に引っ張りだした。で、つらつら眺めていた。 《写真が現実以上に心に突き刺さる時があるのは、いったい何故なのか? しかも、その理由を語り得る言葉を私たちは持たないのだ。そして思う、自分の見ている世界は、本当に唯一無二の世界なのかと?と。写真に殉じた者たちは、答えがNOであることを知っていた。見よと命じられた世界ではなく、研ぎ澄ました感性で新たなヴィジョンを凝視し、写真へと写し取るのだ。共通理解を超えた、でも確かに存在する"何か"が、私たちの胸に突き刺さる。見る者の心に新しい地平を切り開く、そんな力を持つ写真に出会えることは幸福だ。写真を変革する者たち、彼らがどんな世界を見てきたのか知ることは、最も刺激的な作業に違いない。》(STUDIO VOICE 2004/1) 20140524 Sat [長年日記]パートカラーパートカラーの映画、あ、そんなん今はありませんね、70年頃の話です。いまは逆にパート白黒ですよね。 その映画の話でいうと、いまのパート白黒ってのは好かんわ。回想シーンだとか、妙にセンチメンタルな使われ方をしていてね、あざといんだよっ!と叫びそうになります。で、70年代パートカラーは、なんでカラーなんって使われ方してました。たぶんたまたまカラーが手に入ったからオレも使ってやったぜってな調子。だいたい、大蔵ピンクなんかでよくありました。男女の交接シーンで突如肌色になったりして。 それでですね、本題はモノクロとカラーを並べてみると、カラーのほうが古っぽく見える。昔のぼくの二十歳頃のアルバムを引っ張りだしてきてみたら、カラーは退色やら変色がひどい。さらには昔のアルバムですから、写真が重なってるわけです。そうすると、重なってる部分とそうでない部分で変色のしかたが違う。モノクロのほうは、写真屋出しじゃなくて、父親が焼いて水洗してたからというのもあるのだが、50年経っても黄ばみもせずにシャキーンとしている。さすがに60年以上も経つのは銀が浮いてきたりするのだけれど、その写真たちを見ても、カラーのほうが古臭く見えるのです。いまのカラープリントはどうなんやろなぁ。30年、40年後に変色してるのかなぁ。 ちなみにここにアップしたのは色温度さわって、わざと変色したっぽくしてみました。醸成7年くらいってところかw20140523 Fri [長年日記]バカちゃんだいたいこの場所に行くと、つい撮りたくなるものってのがあるわけで、わかっちゃいるけどやめられない、あ、ホレ、すいスーダララッタてなもんです。
20140519 Mon [長年日記]近江きのうはええ天気なので、夏日にもなったが、くすぶってるわけがなくて、チャーっと行ってきた。
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