とにかくきょうは出勤してますよぉーというだけのアリバイ仕事の一日。別に休んだってかまわんのだが、せっかくだから、睡眠不足解消と読書で一日過ごす。やっと夕方になってお嬢様達とテニスる。
さて『外道の条件』は読んでしまったし、つぎは何を読もうかと思案して、こないだ『地獄に堕ちた勇者ども』を見たところだから、三島由紀夫読もうかと相成った。ところがだ、新潮文庫、あの白地にオレンジのカバーの三島由紀夫はどれも新かなになってしまつてゐる。あのでつねぇ、三島って最期まで舊かな舊字にこだわって書いたでしょ、そのようなのを新かなにしちゃいけんと言ふの。でもすぐに手に入るわけじゃなし、仕方がないので新潮文庫で20世紀最大の猥褻小説『憂国』をボクちゃんたちの間に紛れて読む。まぁ、『憂国』だけなら30分ちょいで読めますか。然る後に本棚に完全復刻版『假面の告白』を見つけ出し読み始める。