自分でも意外かと思うんだけど、浅川マキの初ライブ。かつてあれほど聞きまくっていたのに、生マキを見るのは初めて。
やぁ、すごいよ、まったく。当然のことながら客席の平均年齢は50を超えてますですよ。おじちゃん、おばちゃんばかり。何がすごいかって、この客層に対して、大ナツメロ大会にしてしまわない。新しいのはつくってないので、97年の「こんな風に過ぎて行くのなら」中心なんだけれども、語り(あえて今風にMCとは言わない)から歌へのシームレスな連続。だからね、ライブを観てるというより、芝居を観てると言ったほうがあたってるかも。
でもやっぱり「夜が明けたら」を歌い出すと、涙もんですよ。青春だもんなぁ。
そして浅川マキがこうしてあるのは、きょうのライブでも少し68年の蠍座のことに触れていたけれど、寺山修司との出会いがあったから。あらためて、その時代に生きていたことに感謝。
ってか(-_-;) それは誰一人として予想してなかったけれど、やっぱり井川だよ。アホか。