きのうの日経新聞に載っていた話。ドガがマネ夫妻を描いた絵が北九州市立美術館に所蔵されているのだが、その絵にまつわる話。その話が日経新聞の記載と北九州市立美術館のサイトの記載ではちょっとちがう。真偽のほどは、まぁどっちでもよろしい。両者をあわせて書いてみると
ドガとマネはポン友でその日も昼に他の友だちらとどっかで飯食って、フランスのことだから昼間からワイン飲んで、二人はごきげん。マネはドガに「うち来いやぁ、コーヒーでも飲もうぜい」ってな調子でマネはドガを自分ちに引き連れてきた。ところが家ではマネの嫁さんはピアノの真っ最中。日経の杉本秀太郎氏によると、ショパンの「スケルツォ」嬰ハ短調らしい。なんでそんなことがわかるんじゃい。「なぁ、マネシィーヌ(嘘)、ドガ連れてきたからコーヒー入れてぇよ」とほろ酔いのマネが言うのだが、嫁さんは知らん顔でピアノのおけいこ。マネはピアノの後ろのソファになかば寝そべって嫁さんの座るイスの脚を「なぁなぁ」とこんこんと蹴っても、嫁さんは知らん顔。そんな様子をドガは描いた。ところがこのドガの絵は完成したものの、その後、右側のマネの嫁さんの顔のところから新しいカンバスを貼られてほったらかしにされ、その部分にドガのサインまで入れてしまってあるという。 杉本氏によると、自分もマネもピアノをまともに聞いてたんじゃないから、「そらぞらしさをおぼえて」カットしてしまったというが、これ、ちゃうよなぁ。そんなええようなもんかい。そういう理由をつけることのほうがそらぞらしい。ドガとマネなんてきょうにはじまったことでなく、昼間からワイン飲んだくれて、うだうだしとったんだろ。嫁さんにしてみれば「なにがコーヒー入れろよなんよ、ふん」ってな具合。あ〜、これならようわかりますw 美術館のサイトによると、一旦、その絵はマネにプレゼントされたらしいが、マネの手によって嫁さんのところは切り取られた。それを見たドガは「何すんねん、人の絵に」と取り返して、そこに新しくカンバスを貼って修復しようとしたというのだが、こっちのほうが絶対ありうる。だいたいマネの嫁さんはドガのことまともなヤツだと思ってないでしょ。うちのぐーたら亭主連れ出して遊び歩いてばかりと。そこへその絵をドガは持ってきた。「なに、これ、あたしこんなブスちゃうわ!」と怒り狂った。マネは嫁さんがこわくて、「オレが美人に修正したるやん」と削り取った。 日経ではその絵がマネに贈られたとは少しも書いてなかったので、ボクの想像。ドガもドガでマネの嫁さんのことはあんまり好きちごたんでしょ、だからドガも描いてはみたものの、なんか気に入らんので、ちっ、消してしもたろかと。
ドガにしろマネにしろ、今でこそ印象派の巨匠と言われていても、この当時、仕事もまともにせんとふらふらしてたにちがいない。ね、ボクの推理、けっこうあたってるでしょw