ちょっとあてが外れた。というのは自分でバイクで走るのだとばかり思ってたから。サイゴンではとても走る気になどなれなけれど、ダラットだと最後の一日、ボーッとイナカを見て過ごすのもいいなと思ってた。あ、でも地歩きに書いてたイージーライダーと称するグループでバイタクとしては信用できるらしいから、まぁいいか。
さて、どこへ行きたい? と聞かれてもさしてあてがあるわけでもなく、観光スポット行ってもしょうがないしね〜、と、テキトーにイナカと答えはしたけど、15分ほど走ってもらったけど、美瑛みたいな丘陵が広がってるわけでもなくて、写真にならない。そこでどこかのビレッジとかない? あと適当にいいとこ連れてってくれたらいいからと。そろそろ後ろに乗ってるのも慣れてきたし、バイクったって30-40km/h程度でしか走らない(ボロだから走れない)ので、用心してA95にしてたのを20Dにして、走り抜けざまに活写、活写。つまり撮り逃げ。やっとバイタク乗せてもらってよかったと思えるようになった。でも後ろに乗って、ずっと被写体探しに必死になってるから、めっちゃ疲れる。だから、スポットは休憩みたいなもん。
最初に行ったパコダは破砕タイルならぬ割れた茶碗や瓶を貼り詰めたドラゴンがあったりして、まるでガウディや、と、イージーライダーに言うと、もうひとつガウディのようなところがあるから連れていくと連れてってくれたのが、最後に行ったクレイジーハウス。ここもそこそこにおもしろかった。他はほんと休憩みたいなもん。何チャラ滝なんて、もっとも観光スポットになっていて一番つまらんかった。
で、チキンビレッジというどうもマイノリティーの集落らしいのだが、そこに連れてかれて、自由に集落の中を歩いて写真撮ってきていいと言われて歩いてみたが、はたしてがしっとカメラを向けていいのやら少し困った。案の定、老婆にカメラを向けると、何やら金をくれと言ってるようで、言葉わからないふりしてごまかしたが、金払ってまで撮らせてもらうのもおかしいし、写真撮らせて金をせびるのも間違っている。でもこういうところは自分ひとりで走って行って写真撮ることもできないし、貸切りバイタクのおかげだな。複雑だけど。
Azが去年来たときに写した写真を持ってってやるとみんなで大騒ぎ。よく見りゃその写真と、一人は同じ服を着てるし、もう一人のおばちゃんは同じ帽子をかぶっている。で、いちおう食堂なので、何、食べる?と聞かれて、そういやベトナムに来て本場のゴイクン食ってないなとゴイクンと揚げソバを注文。すると細巻きだけれどゴイクンが10本も出てきた。そして山のように膨れ上がった揚げソバ。そんなもん食い切れません(´∀`∩)と、泣きながらも全部食ってあげた。味はイマイチだったのだが。
カメラを向けると、こんなふうに撮ってくれと店の中の演出を始め、しまいには表に出て店の全景撮ってくれ。それで終わりかと思ったら、2階に上がって来いって言うので上がったら、仏さんと一緒に撮ってくれと、よく見れば、仏さんと一緒に撮ってもらうのにちゃんと上着も着替えてんの。何、考えてんだか。ははは、でもおもろい体験だった。
ダラットで泊まったホテルの息子も写真やってるって言うんで、じゃあflickrやればって言うと、もうアカウントとってると言う。ホテルにも何枚か額に入れてかけてあった。ボクとはちがうけどいい写真よ。http://www.flickr.com/photos/luyen/
夜行バスまでの時間、ホテルの前に座って、前の道路を走るバイクを二人で流し撮りして遊ぶ。流し撮りさせたらボクよりずっと上手いの。って、ボク自身、ほんまテクなんてあらへんもんなぁ。