「老人力」ということばは、現在展示中の「トマソン」と同じ赤瀬川原平によるのだが、なんて、説明しなくてもうちに寄ってくる人は知ってますでしょ。念のため WIKI(「赤瀬川原平」の項)
あ、もう10年前ですか。「なんだ、10年しか経ってないのか」などと感じるのは、もう十分に老人力が充満している証ですよ。いま展示中のトマソンね、一番古い写真で20年前。20年前というと、ディジタルなんてなくて、当然、フィルムで撮ってるのですが、そんなネガを探しだしてくる余裕などなくて、10年ちょっと前にスキャンしたのを使ってるわけです。10年前ってのを想像してくださいね。ボクの場合は8500入れたのがそのちょっと前で、その前はというと575。HDが160Mってシロモノです。160Mだぞ。160Gやなしに。ちなみに現在35mmフィルムをスキャンしてtifで保存すると、あぁ〜た、なんと60Mですよ。そのトマソンの写真ってのははじめはその575で処理していて、と話を始めると、あっち行き、こっち行きして、どこに着陸するのだったか忘れてしまう。もう立派な老人力なのです。 あ、そうそう老人力といって、ギャラリーでいまやってる「トマソン大阪」のセンデンをするつもりだったのだ。あさって日曜までだぞ。見に来なくても見る手だてはあるのだが、やっぱり見たら見たでおもしろい。ぜったい、おもしろい。見に来なかったら、きっと後悔する。 あ、で、また話は老人力に戻るのですが、だいたい流行語大賞などとなって、仮にも流行ったわけです。そうすると、ボクなんてヘソ曲がりはチラ読みはしてもスルーしてしまってる。いや、原平先生にはハタチの頃からお世話になって(別に飯食わしてもらったってわけでなくて、単に影響受けてきただけです。会ったこともないです。)きたわけですが、他に「老人とカメラ」とか読んでたらわかるのですが、原平先生、かのアンパンのころの過激さは影を潜めてしまって、やけに丸くなり、それをさして「老人力がついてきた」などと言うわけで、どうもおもしろくない。それに対して「歩けなくなったら、家でヌード撮るよ」と言う大道先生に、もう突っ走ってしまいますでしょ。
あ、突っ走るで思い出しましたが(ほらほら、老人力です)、清原引退で、それについての日記、これおもろいです、おすすめ。その日記を書いた本人のコメント
》王監督、清原、小泉元総理… 》引退ブームですな。 》でも、ワシは引退せんばい ●~*
あんた、引退って、ボクが突っ走ってやったら、あんたは歩き続けると言うたんだから引退なんてできんでしょって、言葉たらんかって伝わってませんが、あ、伝わってる?
で、また老人力ですが、なんで老人力がとつぜん話題になったかというと、原平先生の「櫻画報」なんてのはボクが死ぬまで永久保存しとくのですが、「老人力」なんてどうでもいいや、ジャマだし売りとばそう(全然安いのですが)ってわけで、その前にちょっと読んでおこうとトイレで読んでるわけです。で、読んでいて感じたのは「老人力」ってのは、なんもちょっと意訳すれば「オッサンパワー」なんじゃないのかと。なぁ〜〜んだ、「老人力」より「オッサンパワー」のほうが百倍も素敵じゃないか。本日の写真見てね、今宮のガード下のオッサンです。パワーあるよな。どっかの戸籍売り飛ばして火ぃつけてるバカより。そういや、東大体力サプリを、アミノサプリのようなドリンクと勘違いして、水に溶かして、その場に居合わせた女性に、むかしの粉ジュースの講釈を垂れるのって、まったくもって『オッサンパワー」なんじゃないかと、いうわけで、やっと着陸しましたでしょうかw
敗者三部作の完結編というのだが、あと2つは『浮き雲』('96)『過去のない男』('02)らしい。まぁ、カウリスマキの場合はどれも敗者ばっかりですがw 『浮き雲』はつい最近、また見たしぃ〜、『過去の〜』って、もう6年も前かいな。オウティネンの舞台挨拶にまで行ったのは はい、『街の〜〜』ですけどね、敗者っていうと、どうも清原クンに重なるんですけどね、ヤツってどっちかというと敗者でしょって思うのはボクだけ? ベクトルがまったく違う、正反対なのだけれど、同じ敗者にしてもこの『街の〜』のコイスティネン(ヤンネ・フーティアイネン)に思い入れを残してしまうのです。ま、カウリスマキの場合は、ものの見事に逆転の幸福を見せてくれるからステキ。 逆に、なんだか、つい2日程前にユツベにアップされた清原クンの6分以上の長尺モノを見ても幸福感を感じ取れない、どころか、言いようのない寂寞感が残る、あ、6分もあるというので、すぐに見るの止めたので見てませんから、見てたら、幸福感に浸れたのかもしれませんが。やっぱり見てから言うべきかもなw で、いずれにしろ思うのは、「オリックスに来なかったら、恨みだけを残してただろう」というのは、ヤツの敗者としての生き様を言い表してあまりあるし、だからこそあまりに寂しすぎる。 あら、全然ちがう話になってしまいましたやん。 やぁ、カウリスマキの映像は、色がくっきりどぎつくきれいで、相変わらずで好きです。そしてすべからくブルースなんです。みんな、見ましょうね(^_^)