《ナイトクルージング》と《廃れゆくものたち》とのはざまの月曜。突然、予定がボツって、一日ぼーーっと過ごす。考えてみれば、1月の個展からちょっとゆっくりすることもなかったからまぁいいか、と自分で自分を納得させる....甘やかすともいふ。
ふっと青空文庫で探し出した短い随筆から。
所詮はくたばれア、いちばん似合つてるのかも知れないけれど、月が見えれば愉しいし、雲くらゐ漠としたのでよけれア希望だつて湧きもするんだ。それを形態化さうなぞと思へばこそ額に皺も寄せるのだが、感ずることと造ることとは真反対のはたらきだとはよう云うた、おかげで私はスランプだ。