「オトナのテニスしましょね」とうるさいのだ。バシッと打ち込むのはオトナのテニスに反するのだ。が、おっさんばっかしより集まって、きょうのテニスはけっこうハード。2時間たっぷり。試合もせずに打ち合うのはとてもしんどいのだ。
しっかし元気でしょ。3時からおおかた6時近くまでびしばしテニスをやって、そのあとT部ジョギングエアロ。先週は風邪でまるまるエアロはサボったけど、今週は全開ばりばりよ。あしたもテニスとエアロの連チャン予定。
なんて『修善寺物語』しか知らん。しかも読んだことなし。して『心中浪華の春』なんてのをpalm本で見つけて読んでみた。しかし2/3ほど読んだところでこっくりさん。まぁまぁおもろいか。しかし「老松辺」なんて出てきても大阪の人間と違うたらわからへんやんねぇ。「老松あたり」つまり老松町ってのが天満の辺にある。炭屋町なんて言っても、二十代でもわからへんねんやろなぁ。アメ村のとこだよ。西心斎橋なんてなんか味気ない地名。
生まれたてのまだ目も開いていない小猫を捨てたやつがいる。それをお嬢様が見つけて可哀想だとエンエン泣いている。どうしようってボクのところに相談に来られてもなぁ。自分で先々きっちり飼うてやれるのならいいんだけど、それもできない状態で情を入れてしまうと辛いから。結局のところ、野良猫は野良猫として生きていくよりほかにない。冷たいようだけれど。
そういう意味でみると、うちのお猫様たちは幸運の星を背負ってたのかもしれない。全部が全部、この25年の間にうちに住んだ猫はみんな野良猫か捨て猫。フクちゃんにしても1月にシロ公が死ななかったら、うちに拾ってこれるだけの余裕がなかったんだし。寒い寒い夜に高架の下に捨てられた座布団の上に丸まって生きていた。
いま3匹の小猫は