門が開く、女の夜が明ける。傑作文学を描く日本女性<愛と性>の原点!昭和21年、焼土と化した東京。闇市に蠢くように群がる人々を尻目に、一人の女を襲うG.Iの姿があった。その現場を目撃しながらもどうすることも出来ない復員兵・伊吹新太郎。だが彼は意外なところで彼女と再会することになる。進駐軍を刺して防空壕へと逃げ込んだ新太郎は、その中にあの日の女・通称、ポルネオ・マヤ(加山)を見かけたのだ。そう、ここは小政の千、ジープの美乃(志麻)ら、客引き女性たちの寝ぐら。プロ意識に徹した彼女らの掟は厳しく、金を媒介とせずにこの仕事に従事する者には、恐るべき私刑が待ち受けていた。そんなある日、ついに町子(宮下)が、この禁を破ってしまう。縛られた町子のむき出しとなった尻を、容赦なく痛めつける女たちの竹竿。其れを目の当たりに見て異様な興奮を覚える新太郎は周囲にはやし立てられ町子にのしかかっていく。しかし心秘かに新太郎を慕うマヤの心境は穏やかではなく…。
1977年のにっかつ。そっか、そっか、ボクがチンチンに毛が生えかけたころに野川由美子、宍戸錠で演ってたのね。なんか「肉体の」と付いてるだけでえっちそうで見たかったという記憶がある。でも考えてみれば、それ64年の日活だから、そうそうえっちシーンが写せてるわけもない。それに比べれば、77年のにっかつだからたんまりとカラミが見れて、いいですw もうこの頃には宮下順子はにっかつの大看板だったわけで、とはいうものの、この映画ではかなりバイプレーヤーに回っていて順子ファンには物足りない。意外と加山麗子だとか山口美也子だとかが、ロマンポルノ以上の演技でよろしかったんじゃないですか。志摩いづみは、あ、ボク、志摩いづみはすごい好きなんだけど、あんまり目立たなくて、ちょっとさみしい。 そうそう、水上生活というか、川に浮かんだ船にこのパンスケ連中が暮してるわけなんだが、この船の上でですね、「星の流れに」だとか「リンゴの唄」を声をそろえて歌うシーンが何度かあったんだけど、70年代当時の小劇場の芝居のノリで、「リンゴの唄」なんかは、あ、そっか、そっかって感じてしまうのだった。
これまでは天引きだったから、ほとんどなぁ〜んも感じずに払わされてたのだが、健康保険ってクソほど高いのな。ほとんど元、取れてないと思う。それでも健康保険そのものが破綻しそうだというのは、どこかに狂いがあるんだよ。そのことを放置して、まだこれ以上に搾ろうって、拒否できるならしたいんだがね。