サンケイ新聞に少し前に掲載されたらしいが、満月をバックにコウノトリが飛んでいる写真。これが合成とわかって、サンケイを猛烈に揶揄する記事がきょうの讀売に載っていた。(讀売新聞に掲載されていた写真の方が鮮明で、月のクレーターの紋様もコウノトリもくっきりすっきりしていた。) 《担当デスクと堀川晶伸・写真部長がチェックしたが「構図や色彩の見事さにとらわれて気づかなかった」(堀川部長)》というけど、この写真部長って、それ以前にセンスないよなぁ。あまりにきれいに収まりすぎじゃん。あまりに収まりすぎていて気持ち悪いくらいで、その時点でまずはねてしまえばよかったのに。 ウソっぱちを「報道」することはモラルの欠如と指摘されても仕方がないけど、新聞社同士で相手をあげつらう姿勢もどうかと思うな。