朝に惰眠をむさぼってたら、ふとんの中にエミリーが入ってこようとする。ほかの子はともかく、エミリーはブチュブチュ状態なので「アカンって」と喚いてたら、キャサリンが「寒いねん、入れたり」って言う。入れてやったら、ボクの胸の上に乗ってきたので撫でてたら、腰のあたりの肉がげっそり落ちてしまって、父親が死ぬ直前を思い出してしまった。
夜遅くに帰ってきたときには、エミリはまだかすかに生きてはいたけれど、目はもうとろーんとして力がなかった。朝にふとんの上でじっとこっちを見つめてた目を思い出す。そのまま日付が変らないうちに冷たく固くなって逝った。 今朝、あーちゃんの部屋にも入って行ったという。みんなにさよならを言いに行ったんだね。