寺山修司の遺言とも言うべきか、この撮影の時、寺山はすでに肝硬変がとんでもないことになっていたという。
このYouTubeにも出てくる『さらば箱舟』ラストの小川真由美は、あ〜、涙が出てきた....
だれもいなくなってしまった......何でも望みを叶えてくれるお焼場の煙突のけむりもとまってしまった.....お日様が照っているのに、地上は暗い....にんげんは、中途半端な死体として生まれてきて、一生かかって完全な死体になるんだ。あ、黄色い花だわ! 隣の町なんて、どこにもない.....神様トンボはうそつきだ。両目とじれば、みな消える....隣の町なんかどこにもない....百年たてば、その意味わかる!百年たったら帰っておいで! 百年たったら.....
隣の町なんて、どこにもない.....神様トンボはうそつきだ。両目とじれば、みな消える....隣の町なんかどこにもない....百年たてば、その意味わかる!百年たったら帰っておいで! 百年たったら.....
きのう夜に『さらば愛しき大地』を見かけたところ、タイトルロールに「港雄一」の名前を見つけ、急に『荒野のダッチワイフ』を見たくなるも、沈没。
う〜〜ん、こんなに異様にすごい映画。が、異様に眠いのはなぜだ。ちょうど2年前に見てますねぇ。そのときも途中で寝てます。なんででしょ^_^; 思うにシュールすぎるのか。おとといの黒澤の対極にあるような映画で、どっち好きやねんと言われたら、もろ手を挙げて、『ダッチワイフ』です!! 黒澤のはいちおう見とけばいいかと思ってしまうのに、これはまた何度でも見たいと思うもんね。通しでなくてもパート、パートだけでも見てたいし、これは五重○ですよ。
たぶん的外れてるけれど、写真でいうと森山大道かもしれない(笑) あしたはまた『愛欲の罠』みようかなぁ
行き当たりばったり&思いつきで、地図もなければ、頭の中に地図もない、あるのは20年も前のおぼろげな記憶のみで、歩き出したら、案の定、どんどん離れて行くのに気がついて、帰ってからグーグルで地図を見てみたら、きっちり逆向きに歩いてました。まぁ別にそこに行くのが目的ってわけでないし、久しぶりにネイチャーの空気が吸えたからよしとしましょ。そんなとこ行っても撮ってるのは「廃れ」とはw
食わずぎらいってのも何だけど、黒澤ってイマイチ好きになれんのな。『影武者』なんて最初のシーンで生理的にダメ。なんだろねぇ。 この『蜘蛛巣城』にしても、点数にすれば、80点、90点か。音声の悪さがどうにも、セリフがまともに聞きづらいのは致命的です。どうもこれはDVDやら、家庭での鑑賞のせいじゃなくオリジナルからして良くないらしい。これで音声がばっちりなら100点満点と採点せざるを得ないのだけれど、だからって、この映画が好きかといえば好きじゃない。『マクベス』をよくぞ、ここまで戦国時代に翻案できたというのも凄いわけで、映像の凄さってのはすさまじいくらい凄い、凄すぎるのだが、その凄すぎるが故に好きになれない。 やっぱりなんかこのまま黒澤とはすれ違いのままの気がする。たぶん的外れてるけれど、写真でいうと土門拳かもしれない。
北海道旅行中の高田さん(誰、それ?)からメール。この前から彼女と話題になっていた東明の小学校跡にできたアルテピアッツァ美唄に行ったと。折しも森山大道の「北海道」の巡回展がちょうど明日までで、それを見たって。くぅ〜〜、羨ましがらせて、ほんまにぃ〜。でもおみやげにTシャツヽ(^。^)ノ
テリー・マクミラン原作で、ホイットニー・ヒューストンにアンジェラ・バセット主演、ベビー・フェイスが音楽。う〜〜ん、もう15年近く前ですか。原作も文庫化されていて当時、文庫が出てすぐに読みかけたけど途中でだるくなってほおりだしてしまった。 映画のほうも、ブラックの男の口説き文句ってなぁ、使えないよなぁ。う〜〜むって思ってたら、途中で眠くなって、いまいち乗りきれず。ま、2日がかりで最後までみたけど、どんなもんでしょね。 あ、そうそう、ホイットニーにしろ、アンジェラにしろ、男とメイク・ラブのシーンがあるんだけど、脱げとは言わないけれど、やっぱりスタント使ってでも脱がなきゃ、いまの時代、いや、10年以上前でも、見ててどうにも変ですよ。なんであんなに頑なに見せないんだろう。そのことだけで★1つ落としてるよ。
ミクシでしょーもないことに時間つぶしてるヒマはないっての(-。-;) そんな時間あったら、もうちょっと本読めよ、と思いながら、はて自分はっていうと、最近の読書量はもうどうにもならない。これはいかんと反省しきり。 というわけで、10年も前に一気に3巻そろいで買ってしまって、1巻目の途中でほっぽり出してしまってたのを、やっぱりいちおう読んでおかんとと読み始めた。それはいいんだけど、超遅漏ならぬ、超遅読だからね、いや、ここで読んでるよと宣言しとかないと、またほっぽり出すかも(^。^;) でもなぁ 《僕はグリーンの薄手の綿のズボンに、いつものテニスシューズを履き、クミコがどこかでもらってきたレコード会社の宣伝用のヴァン・ヘイレンの黄色いTシャツを着て、ブラウスとスカートを抱えて家を出た。》 このだらだらとした春樹節はどうよ。うざいんだけど。この「過剰修飾」何か意味ある?と思ってたら、ちょうど英さんがきょうのミクシの日記に同じようなことを書いてたの、笑えるw
ちくま文庫の『老人力全1冊』をヤフオクに出品してたら落札されたのはいいんだけど、その文庫が何をとち狂ったか老人力を発揮して、どこかに雲隠れ。きのうの晩も家の本棚の隅から隅までさがしたのに見当たらない。ギャラリーかと、きょうも一日、さがしてんだけど見つからない。ちっ(-.-;) おかげでギャラリーの掃除ができたからいいようなものの、とんだ老人力である。だから老人力は困り者なのだ。むぅ、原平先生も『老人力』なんて言うようになっておしまいだななんて言った罰があたったのか。
他人を撮る時に「撮ってもいいですか」と声をかけるのがいるけど、ボクはまず100%しない。それがいいのか悪いのかは別にして、福永さんのDMにも書かれているように「彼らの空気を壊さぬように、静かにその場に溶け込み、いつもより少しだけ距離をとり自然な姿を切り取る」 展示された20点ほどの写真を見ていて、どれも静かで、子どもらをあたたかく見守る視線が感じられる。まさに写真展のタイトル通りのDistance。この距離感ってほんといいなぁ。まるで猫を撮るのと同じで、そういえば、おとどしの町猫のかずねぇの猫との距離感はすてきだった。まぁこのような写真を見て、「知らん人に写真撮られたら言うといでや」などと子どもに吹き込む愚かな小学校の先生は反省すべし。27日まで、ナダールで。