いちおうアリバイ作ったあとは、静かに黙って何もしないで1時間座っているのがお仕事。だから空いてる時間にひたすら読書。
80年代に『写真時代』に連載されたのをまとめたもの。『犬の記憶』のような切迫感はない。荒木経惟とは別の意味で韜晦の人間なんだな。なんだかんだと言いながら、まさに犬のようにテリトリーを毎日嗅ぎ回れるというだけですごいわナ。
二人でフランス、スペイン、アルゼンチンと旅行したときの旅行記を陽子さんが書いてる。アラーキーが外国語などまともにしゃべれるわけがなく、陽子さんまかせなのだが、これこれを伝えてくれとアラーキーが言うのに、妻の私がそんなことを訳して言えるわけないだろ、というのが再三再四。笑える。こんな能天気な男をよく御すことができた陽子さんというのはえらかったのだ。というのもアラーキーの男としての優しさがあったから、ということを再認識。しかしこの二人、ヨーロッパまで行って中華ばっかり食うとるじゃないの(^_^ゞ