レイトショー第2弾! って、喜んでられないんだけどね(苦笑)
この『ブロークン・フラワーズ』って、カンヌの特別グランプリもらってんだってねぇ。知らんかった。でもいま調べたら、カンヌってのも、ゑ?っての結構あるよ。
それはさておいて、話は昔の女から手紙が届いた。それが誰なのかわからないが、手紙には「あんたと別れたあと、妊娠しているのに気がついた。その息子はいまは19歳で、父親をさがして出て行った」とある。20年前のドン(ビル・マーレイ)は、思いきりのやりチンだったらしいw ふつう、そういう関係の女だったら、即だれだかわかろうものを。で、見当つけた4人を訪ねて行く。いや、この場合は「尋ねる」かも。それは20年前の自分探しの旅でもあるわけですよ。
ところで、まだ40歳くらいならそうでもなかったんだけど、さすが50も半分超えてくるとね、20年じゃきかないの。20年前なんて、ついこないだのように思ってる自分。それでこないだから、持ってるDVDやらの整理をしていて、ふっと気がついたんだけど、♪〜シャバダバダのクロード・ルルーシュ『男と女』(ギャラリーのトイレに貼ってるポスター)ね、これが1966年。そして86年に『男と女 II』をつくってるんです。20年というのはやっぱり一区切りなんでしょ。そうすると、2006年にはさらに20年後のアンヌとジャン・ルイの物語があってしかるべきなんでしょうけど。
と、映画を観ながら、ふっと自分になぞらえてみる。
確かにン十年前をよく語るようになったというのも歳のせいなのか、別の考え方をすれば、『パーマネント・ヴァケーション』からジャームッシュも28年経ったということですね。次の10年、20年を語っても不思議じゃない。
ORP-アウトライダーパティオも、それこそ10年前のことになってしまってるのですが、ジュニア君は唐突に来る。「覚えてますか?」と言われて、さっと出てきたのはよかった(^。^) もうここ数年、バイク下りた状態になってしまって、その頃のメンバーだって、あんまり走ってるというのも聞かなくなって、まぁ、しゃあないか。