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20081124 Mon [長年日記]球体写真二元論 細江英公の世界@尼崎市総合文化センター雨、降って寒い。やっとのことで細江英公を見に尼崎へ。なのに阪神の尼崎で下りて、総合文化センターとは真逆の寺町のほうに歩き始める。相変わらず雨降ってるのに。これから写真展見るのに、たぶん1時間やそこらで済まないだろう、それなのに腹へってたらたまらんなぁという理由で、寺町のたこ焼を400円。さて腹ごしらえを済ませて、駅のほうに戻ってきたときに、あろうことか、商店街をまた真逆の出屋敷のほうに向かって歩き始める。いや、商店街のはずれたあたりに赤線っぽい建物が残っていると聞かされていたので、写真展終わってからではその元気もなかろうと。 なんのことはない、初恋の人に会いに行くようなものだったんですよ。会いたくて仕方がないのに、妙なシャイ気分。をい、チュウボウかよっ! 『男と女』『薔薇刑』『鎌鼬』『抱擁』写真展の様子は、前日にもカマウっさんとかに聞いていたから。とは言うものの、『男と女』、『薔薇刑』、『鎌鼬』、『抱擁』。ありゃ、『鎌鼬』以外は写真持ってるのだった『鎌鼬』再版でも3万....それでも買うとけばよかったか。いや、話がそれた(-。-;) これらの写真集からのプリントがバンバンバンと展示されてんですよ。なんかもう胸がいっぱいで、冷静さを失くしてしまってた、って、あなた...いや、冗談みたいなこと言ってますが、ほんとそのような感じ。あぁ、これがあの土方巽=鎌鼬のプリントなのだ。これが三島由紀夫=薔薇刑なのだと。 ぅ〜ん、それらが森山大道によるプリントだか、どうだかは二の次で、目の前に、ずらずらずらとあの写真群が並んでいる。それだけでもうことばはないです。たぶん、次に見る機会があれば、大道プリントを見たくてたまらん状態だろうけれど、とにかく、目の当たりにしたという事実で十分。特に、と言うと、『男と女』が、写真集で見てたより、粒子が立っていた。逆に『鎌鼬』の粒子は妙に滑らかだった。 外に出ると、もううっすら暗くなりかけで、雨はほとんど上がりかけていたものの寒い。そしてしばし放心したままで、まっすぐ四ツ橋へ。 |
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