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20030103 Fri [長年日記]よそ様の日記 モントリオールで 2003/01/02猫に関するテレビ番組を見てたら、クラトンそっくりの白黒(デブ)猫がコワモテのオッチャンにブラッシングされてた。アメリカでは受刑者の更生プログラムに猫のグルーミングがあるんだそう。壊れ物を扱うように子猫を抱きかかえるオニィチャンが微笑ましかった。これいいな。椅子なんか作らせるより、できたら猫の爪切りとかさせればいい。アイスキューブみたいなギャングがこわごわ猫を押さえつけてんだぞ。想像しただけで、にんまり笑えてくる。 ◆ 真崎守『はみだし野郎の挽歌』(1971 三崎書房)思いきり70年代的臭さがぷんぷん漂う。たとえば 「国境の長いトンネルを抜けると」 「そこにはまたトンネルが続いていた」 なんてその典型。さすがに「ご時勢だもんネーッ」と受け流しはしているけど、そのご時勢を思いだすと恥ずかしくもなる。 これはたしか『ながれ者の系譜』かの連作の最後にあたったはずで、最後にはどんどん主人公達は消えていく。そのあたりも、なんとも「死に様」を意識した70年!で、たぶんバブリー世代には相容れないものがあるだろうな。 よそ様の日記 新宿泥棒日記 2003-01-03 (Fri)昨日渋谷で観た『刑務所の中』といふ映画、専ら山崎努のモノローグで客を笑はせて一体何処が「映画」なのかとも思つてしまふのですが、まあ、刑務所の中でのお話ですから、ある種のリアリスムを追及すれば、モノローグに拠らざるを得ないといふのも一理なわけで、そんな映画だと思つておけば良いのかとも、いいなぁ、やっぱ東京だよなぁ。あわてて大阪の上映調べたら、なんと3/1だもん2か月も遅い! なんかそう思うと口惜しいぞ。正月からこんな映画観れるなんて。《一体何処が「映画」なのか》と思わせる映画はステキ! 更新情報トマソンのページをようやっと最新の#249まで画像とデータだけアップ。それぞれのコメントはこれから。これがまたしんどいんだワ。
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