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うらまごまご日記まごっとmaggot

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20031104 Tue [長年日記]

まごれびゅ ピエル・パオロ・パゾリーニ『アポロンの地獄』 (1967 伊) ★★★★★

なんかこのポスターおもっくそ古っくさいなぁ。オイディプスに見えんと、百姓のおっさんでしょ(^_^ゞ

 

◆ 田口ランディ『コンセント』(2000 幻冬舎)

いちおう読みましたけどね、むなしいなぁ....話がせつないであるとか、虚無感に貫かれているというのじゃなくて、話そのものが空嘘(←あえて口偏つけておきました)。きのう読みかけの時にもことばに重さがない、すこすこなんだと書いたけれど、ことばそのものが希薄なので、それらをいくら重ねられたところで、話に真実味が出てこない。そして最後に、ヴァギナがコンセントだったなんて、アホくさ。時間の無駄でした。

まぁ、ひとつ読むだけ読んだから、それでいいだろ。二度とランディは読むことはない。ことばの使い方にはうんざりさせられるのはもうたくさん。

「男のファンタジーが動きだすと、セリフがやたらと芝居がかってくる。」

「渋谷のホテルを出てからBunkamuraのカフェテリアでお茶を飲んで別れた。」

「アイスコーヒーのミルクがマーブル模様に輪を描く。」

「頭の中のハードディスクに検索をかけている。ヒューンとモーターの回転音が聞こえてきそうだ。」

「でも、本当に危機一髪だった。紙一枚の距離で列車が止まったの」

とんだ連休

ハッピーマンデーのあおりで、きょう火曜は月曜になって、そのおかげできょうも休み。つまり日〜火と3連休だった。にもかかわらず、この腰痛のため、寝ころんで暮らす。サイアク


■本日の食事 朝:トースト1、コーヒー1、シリアル  夕:鯵刺、大根、うなぎ肝焼き


20031103 Mon [長年日記]

本日のタイガース

昼ごろに「パレード行った?大変な雨だったね」ってメールが入って、ゑっ、雨、そういえばきのうの夜中に降りだしてたよな。それでいまはあんまり降ってへんよ。パレード?ん?昼からとちゃうんって大ボケ。

朝から御堂筋パレードやってたんだわ。びしょ濡れで大変。ボクは寝てました。

◆ 石井隆『名美』(1980 立風書房)

こんな腰痛いときに読んでてどうすんだモンのエロ劇画でありますが、8編どれもがレイプ、あるいはそれに近いのであって、これって、男が女を犯すことでひたすらに下降していくというか、だからって女が下降してしまうってわけでなくて、男にとっては究極のマゾヒスティックなわけ。だから『名美』はやめられんって、どうにもならんわね。

◆ 吉本ばなな『ハネムーン』(1997 中央公論)

出てくる人物に実体感が非常に希薄。とくに一人称小説のわたし=まなかの相手である裕志が見えてこないのはどうしようもない。だからこの二人に関わる人物も見えない。顔すらも浮かんでこない。と、なると、あちこちに撒き散らされたことばもふわぁーっと通り過ぎていくだけ。ラスト近くで明かされる秘密も、なんら決め手にならない。

『キッチン』も同様に非常に閉じられた限定された世界にとどまっていたけれど、ずっとずっとリアリティを持っていたのに。突き刺さってくるものがなくて、ぼけた犬の感覚に収束してしまってる。

田口ランディ again

読みもしないで文句たれるのもなので、BOOKOFFで100円でゲットしたことだし、『コンセント』読み始めてはいるが、軽いナ。軽いからすいすい読める。要するにスコスコなんだ。参考のため

■ 産廃物&盗作屋 田口ランディについて

■ 『田口ランディ その「盗作=万引き」の研究』(鹿砦社)

◆ 川端康成『住吉』(1949)

短編だから(^_^ゞ 継母いじめの『住吉物語』を種に、川端康成のなんとも言えない女性観というか、屈折というか、要するに川端康成流の変態性がほの見える。ほんま短編のくせに重いの。


■本日の食事 朝:トースト1、コーヒー1 昼:カレーうどん 夕:豚しゃぶ
■まごまご日記 ご休憩ですか、お泊まりですか


20031102 Sun [長年日記]

◆ 泉鏡花『高野聖』(1900)

あらかたの話はいろいろ聞き知っていても、きっちり読んだら、やっぱりおもろいなぁ。しかもちゃんと舊字舊かなのテキストで。ここらは舊字舊かなでないと気分が出やんでしょ、なんて、ところどころ読めなかったりもするんだけど。

蛭の森のむごたらしさなんて圧巻。白痴が出てくるのってさぁリンチばりで、いや、リンチが真似したんじゃないのって(笑) 女の家の下の水のところでの妖しさってほんとたまんねぇ。

◆ 泉鏡花『眉かくしの霊』(1924)

旅先に出て霊に出会う話。ってその旅先が奈良井だったから、何となく知ってるような。でもこれまで何度も奈良井に行ってながら、この話の舞台が奈良井だと知らなかったとは... で、奈良井に行く前に松本に行ってるんだけど、松本の宿の無愛想なことをしきりにぼやいてるのには笑ってしまう。

はは、どこが霊なんだいと思っていたら、中盤から。一気にラストの情景はすごいやな。座敷が一瞬にして桔梗ヶ池に変わるなんか、そこらのホラー映画なんか太刀打ちできんよ。そして霊のなまめかしさときたら。ん〜、こんな女の霊となら混浴してみたいものだ。と、いみふめ

◆ 須藤英一『日本百名道』(2003 大島書店)

須藤さんは個人的に知ってるからあんまり言えないんだけど(^_^ゞ

ちょっと優等生の解答を見せられたようでもの足りない。たしかに外すに外せない道なんだけれど、もっとバイク乗りという視点からの思い入れの込められた道がリストアップされていてもいいんじゃないか。

例えば、遠野の荒川高原を縦走する道でるとか、その荒川高原を走り抜けるバイクの写真を見てバイクに乗りたいと思ったボクなんかにとっては、あまり自分も走ってみたいとくすぐられることはなかった。


■本日の食事 朝昼:トースト1、シリアル 夕:ゴルゴンゾーラ


20031101 Sat [長年日記]

◆ 村上龍『ライン』(1998 幻冬舎)

20人の精神障害がすれ違うかのように繋がっていく。そのこと自体が1本のライン。ひさびさの村上龍節を読んだような。あ、でも『トパーズ』『ピアッシング』『白鳥』なんかの流れだよな。ラストの「人間は他人によって自分を確認している」

◆ 川端康成『禽獣』(1935)

川端康成が自作中でもっとも嫌った作品で、自己嫌悪の対象として主人公に投影したとされる。禽獣というのはいまでいうペット。小鳥、犬、などの禽獣に対する愛玩の裏返しとしての冷酷さが、女に対してまで及んでくるという川端康成ならではの耽美さが、この短かい小編におしこめられているのはさすが。


■本日の食事 朝:トースト1、コーヒー12 昼:ちらし寿司 夕:一銭洋食


20031031 Fri [長年日記]

ようやっと

出勤。が、まともに歩けない。日頃、オモチャにしたり、いたぶってる連中に、このときとばかり弄ばれる。空いてる時間はひたすら休憩室で横になってる。

まごれびゅ 北野武『Dolls ドールズ』 (2002 日) ★★★★

  今月もエンピツの投票、どういうわけだか、映画のジャンルで3等(多謝)
 で、きょうはまごれびゅ書いたらもう腰が痛くて.....というわけで、本日はこれにて。あとは寝転がってビデオ見ます。


■本日の食事 朝:トースト1、コーヒー1 昼@あい:モダン焼き 夕:
■本日の買い物 @ヤフオク:荒木経惟『荒木経惟写真全集9 私日記世紀末』、荒木経惟『荒木経惟写真全集15 死エレジー』


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