監督:若松孝二、製作:奥山和由、出演:内田裕也、宮沢りえ、ビートたけし
これでおもしろくないいわけないがないはずなのに、おもしろくない(-_-;) 製作が1992年ですから、宮沢りえが『サンタ・フェ』直後、そのせいか内田裕也の役の名前が「シノヤマキシン」、ついでにビートたけしは「オクヤマ」と人を食ってるのだが、誰がこんなくだらんこと考えんだろ。いえ、それで映画そのものがよかったら、それも○になるだろうが、つまらん映画では、そのような役の名前ってのは完全にすべってます。 で、いろいろあるんですよ、バブル崩壊前後。さすがの若松といえどバブルに足元すくわれたのか、まったく若松らしくない。こんなもの若松でなくても撮りますよ。で、宮沢りえも今みると、よくこんなので一世を風靡したなってくらいさっぱり。クレジットみると、りえママまでクレジットされてんだから。 ちなみに、これは78年だかに、内田裕也がつくってるんだけど、そのリメイクらいい。元のはまったく知りません。 あ〜、こんなのだからバブル期って、きっとつまらんかったのでしょう。