ミクシの足あとにふっと安良夫さんを見つけて見にいったら、もう10日ほど前の日記で例の篠山紀信の一件に触れていた。ちょっと引用しておくと、
本気で無断で写真を撮ったらいけないなんて、国家権力が考えているのなら、僕らは写真家、芸術家は徹底抗戦しなければならない。 ---------------- 今や芸術家は戦うしかない。それができないのなら、日本人はアート「芸術」をやる必要も、論じる必要もない。
いや、けっこうあっち飛びこっち飛びする文章だけれど、久しぶりに痛快に読ませてもらった。なるほどねと思うところ多々あり。写真撮るんだったら、やっぱり覚悟しとかないとね。
話は変わるが、最近、ミクシに悪態ばかりついているが(それほどミクシは劣悪化してきてるのだが)、こういう一文、つまりほとんど推敲などもなくて、本音をついているのに出会えるもミクシの良さだったなぁと思う。日記を書くという敷居を低くした功績は大きいよ。その分、つまらん日記が多いのも確かだけど。しかしこうして安良夫さんと面識がなくてもマイミクとして、彼の日記を読めるというのはミクシならではのことだったように思える。 ここ最近(特にボイス登場以降)、一日に日記の更新が上がってくるのが10人程度。そのうち外部ブログなどに書かれたというのをさっ引くと7,8人ってところか。マイミク190人もいてもこの数。もちろんマイミクでも非表示にしてるがいるけど。ミクシってのは、SNSというある程度囲われた中で日記を書けるというので成長してきたはずなのに、何か見失ってるところ大きい。
ミクシに限らず、周囲に惑わされて自分本来のスタイルを見失うのはつらい。