篠山紀信のあの事件の話の流れで荒木経惟の話になり、『複写「写真時代」』をひっぱり出してきたら、表紙が公園で荒木と末井がモデルの女の子の振り袖の裾をもちあげてる。もう20年も前の話だが、これを証拠に引っ張られんじゃないか。あ、時効ですけど。そんなこと言いだしたら、遠野で藤田朋子脱がしてるのも、河童淵という遠野ではずせない観光地で、公然猥褻でさかのぼってしょっぴかれるて不思議じゃない。 今回、荒木経惟じゃなくて篠山紀信だったのは、やっぱり篠山のほうがマスコミ的に宣伝効果が高いと官憲が踏んだからなのか? そういや、かつて、ポール・マッカートニーが大麻所持で日本公演の間、ぶちこまれたというのに、その同時期、ボブ・マーリーは日本のステージの上でバンバンやりまくってたというのは有名な話で、それになぞらえると、さしずめ、篠山はポールで、荒木はボブ・マーリーだと。 どっちが好きなんというと、断然ボブ・マーリーですよね。ジョンだけね、ビートルズは、という話をしていた。するとakiさんがぼそっと、でもボクはビートルズだからと、あ、失礼しやした。Beatles_Fanなんていうサイトやってたね。でもやっぱりポールと比べたら、ボブ・マーリーでしょ。篠山紀信と比べたら、やっぱり荒木経惟でしょ(笑)
きっちりこのVHS持ってるの忘れてた。ジャケないし、ビデオテープ本体だけ。いつ買ったんだろ。 ジャンヌ・モローの『突然炎のごとく ジュールとジム』と双璧をなす悪女モノ。まぁ、なんとスタンリー・ベイカーの情けなさよ(-。-;) 『突然炎のごとく』でもそうだけれど、この女だったら破滅しちゃてもいいと思ってしまうんでしょね。しかし、現実にそういう女っているよなぁ。ところが、現実にいるそういう女ってジャンヌ・モローとは似ても似つかぬカエルみたいな女だったりして。よく犯罪であるでしょ。テレビで顔写真なんか見たら、なんで?と。いや、それでは話にならない。ここはマイ女王様ジャンヌ・モローでなきゃ。ジャンヌ・モローなら、なんもかんも投げ捨ててMになりましょう。結局、スタンリー・ベイカーかい(^。^;) なんか、冗談っぽいことばかり書いてますが、舞台は主にベニス。ゴンドラ、仮面。それらが非常に象徴的に使われている。そしてなんていうのかなぁ、カットのつなぎが凄いの。あと構図の組みかたがもう何とも言えずすごい。絵を観てるだけで十分なくらい。あぁ、かっっこいいというんでもないんだなぁ、いいなぁ。