たまには休みの日くらい写真のことなどいっさい忘れて...なんて、妙に弱音をはきながら、カメラ両手に天満のあたりを歩く。自ら、そうしたくて飛び出したんだから、いまさらなんだけどね、それにしても気温が低くて、風がないだけまだマシか。タイガースで中丼と水餃子(あわせて500円!)食べながら、おばちゃんに「寒いのにがんばってるんや」と言われてホッとする。 天満の裏通りの古本屋、ここ欲しい本だらけ、金もってたら大変だ^_^; そこで糸川燿史写真集「グッバイ・ザ・ディランII 」が復刊されてあるのを発見。 とあるところで、四畳半フォークうんぬんって話になってて、それは別にいいんだけど、それにコメントついてるの「ボクらの一つ上の世代が迎合するようなシチュエーション」ってのにカチンと来た。おまえにとやかく言われたくないんだよってむかつくのはまだ青いんかねw 自分でもよくわかってないことを妙ちきりんにまとめてわかった気になりたがるアフォっておるもんで、70年代っても、民青もいりゃ革マルをおったし、ノンラジやら、ノンドヂやら、をっと、赤軍もな(-。-;) そうそう同棲時代もおったし、それらを十把一からげにしてどうすんだよ。 ギャラリーに戻る谷町線でその写真集を見ながら、ボクにとってもまだまだ70年は終わってないし、「総括」なんてしてしまったらダメだなあとつくづく思った。 「あれから30年。ぼくは唄うことをやめなかったし、糸川さんは撮ることをやめなかった」とは大塚まさじ