予定通り10時に淀屋橋集合して、京阪の2階建て特急、当然下の席を陣取っていざ出発。やっぱり下の階からの眺めは素敵。田代まさしな気分になって、写してません、写してません。 京都に入ったあたりから、けっこうな雨模様。11時過ぎに出町到着し、とんも合流して、まずはふたばで豆大福をほおばる。おっとその前に並んでる間に隣の肉屋でコロッケを調達。出町の商店街をいざぶらぶらと歩き始めたかと思うと、懐かしのほんやら洞。チキンカレー、豆腐ヨーグルトカレーで腹ごしらえしながらしばしバカばっかり。 「ごはん、余ってしもたから、ルーだけちょっとかけてくれへんかな?」
京都には何度も何度も行ってるというのに何故か御所にだけは入ったことがなかった。雨の日曜日とあって、人はほとんどおらず静か。そうしてまずは第1の目的地、御所の鬼門にやってきました。御所を筆頭に京都の古い家では鬼門をわざと削ってたりする。御所ではその鬼門に鬼の侵入を監視するために赤外線の監視装置があるという。さて仔細にそれを観察しようと近づいて行った瞬間だ。いきなりやってくれました、ひげ。 「を、こういうふうに赤外線が走っとんのやな」と、溝を越えて鬼門に侵入。その途端、ジージージーとブザー音が鳴り響き、テープの声で、文化財にどったらこったらの警報が流れる。ブザー音とテープの声は止まらず、全員、ぎゃああああと喚きながら退散し始めた。それに追い討ちをかけるように、今度はおっさんの生声で「すぐに退去して下さい!」と。ぎゃははは、いきなりボケすんなよなぁ、アホちゃうかぁぁぁぁと爆りながらも逃げ惑う隊員5名。
御所のすぐ横のチョコレート屋でとんがチョコレートを買うてる間に、試食のチョコレートをぼりぼり食うて、梨木神社の染井(京都三名水のひとつ)で水を味わって、ああ、めんどくせ、書くのもうイヤになってきた。。。。御所を東から西へ横断。
このお徒歩の計画の第一歩は、椹木町(をっ、EgBridge一発変換だ。ATOKは糞バカで「さわら」で変換しても出てきやせん。辛うじて手書き入力にて変換)近辺に豆腐を売り歩くじいちゃんがいる。そのじいちゃんの豆腐を食すというものであった。結論から言いますと、食せませんでした。日曜休み。それにいろいろ計画をくっつけたのはボク。ヤモも、蘊蓄歳も適当な情報をもってきただけなのだ。まごちゃんいなけりゃお徒歩も成り立たない。どうだ、わかったか>お徒歩組各位 御所を抜けて裏通りをごちょごちょ、府庁旧庁舎を見学がてらおしっこタイム。さらに烏丸丸太町、あ、しまった、《からすまるまるふとるまち》の標識の写真撮ってくるの忘れた。そのすぐの大丸ヴィラ。てっきり公開してるものだとばかり思ってたになぁ、怪獣がうようよおるらしい大丸ヴィラは中を見ることあたわず、塀越しに覗き見る。しゃあない、次、行こう、と歩き出してしばらくしたときに、蘊蓄歳が「かれい堂のカステラ」と騒ぎだした。それ、どこにあるんや?と尋ねても、そのあたりらしいけどわからんではアカンのだよ、行きたかったらしっかり情報をチェックしてくるのだと、どんどこ麩嘉へ。 麩嘉で麩まんじゅうをおみやげに買って、麩嘉の井戸水で淹れた番茶でホッと落ち着く。その間にも諦めきれない蘊蓄歳は近くを歩くおばちゃんに「かれい堂」の情報収集。そのかいあって、烏丸丸太町をちょっと下がったところという情報を入手してきた。しかも「かれい堂」でなくて「たれい堂」だと、をい(-.-;) そして、くだんの豆腐屋は休みで、スカ喰ろて、さらには、ボクちゃんの立てた壮大な計画をねじ曲げて「たれい堂」に行きたいという蘊蓄歳のわがままを聞き入れてやった。が、しかし、その蘊蓄歳が夢に見た「たれい堂」は日曜休み.....
堺町をどーんと下がって、エエ加減疲れた。定番=いのだでコーヒーなんぞでしばしくつろいだ。ヤモ、蘊蓄歳、とんは京阪にて家路に。ボクとひげ(待っててくれる家庭がない兄弟)は京都で晩飯食って帰ると、本日のお徒歩はこれにて終了。 余談ですが、この京都お徒歩にそなえて、2年近くほったらかしの重〜い一眼レフを持っていったんですよ。当然、電池はすでに切れております。出町でリチウム電池も入れて、デジカメでばしゃばしゃ写すも、ここ一番で、一眼レフかしゃぁ〜、かしゃぁ〜。が、いのだでくつろいでおるときにですね、はっと気がついた。フィルム入れるの忘れてました。εεε= (/ ロT)_ ばかぁ〜 ちゃんと新しいフィルムも2本も持っていたのに、アホです。
ここに意外なドラマが待っていた。鬼門侵入事件が先制のランニングホームランとするなら、スタンドはサヨナラホームランというところか。劇的なサヨナラホームランを見ずして帰ってしまった君たちは気の毒だ。ふふふふ、そのことは、ヒ・ミ・ツ(笑) ちょおと教えてあげると、湯豆腐ね、かの順正の1/10の値段で、順正の10倍美味い。その湯豆腐を肴に、下戸のボクでさえビールで喉を潤すのであった。そして何を隠してしまおう、隠しメニュー●●●●● 絶品! これを食せずして京都は語れないよ。そして、そして、衝撃の世狭話が用意されていたとは!